Microsoftは現地時間の1日、MRデバイス「HoloLens 2」のIndustrial Editionを発表した。日本国内でもプレオーダーを本日より開始する。参考価格は59万7080円(税込)。マイクロソフトストア法人窓口と認定リセラーで注文を受け付ける。認定リセラーは日本ビジネスシステムズ、大塚商会、SB C&Sの3社。出荷は今年の春ごろを予定する。
HoloLens 2はメガネ型のMRデバイス。一昨年の11月より法人向けに販売しており、昨年12月には開発者向けモデルの販売を開始した(関連記事)。
今回プレオーダーを開始したIndustrial EditionはISO規格におけるクラス5から8のクリーンルームに対応した認証を取得。加えて、UL規格におけるClass Ⅰ、Division 2適合の認証も取得している。これにより、業界基準を満たす必要のある産業環境をサポートするためのモデルとなっている。
また、ユーザーは2年間のハードウェア保障とラピッドリプレースメントプログラムを受けることができる。後者は製品が壊れた時にマイクロソフトにその壊れた製品が届くより前に代わりのデバイスを受け取れるプログラムとなっている。
その他のEditionとの違いは以下の通り。
(TEXT by Nagisa Ito )