バレンタインの14日、とあるVTuberが静かに伝説的な配信を始めた。VTuberサークル「ウィンくるむ☆シャワーるーむ」に所属する子狐ねねかさん。タイトルは「【長時間配信】まさかの14日間配信！【VTuber】」だ。
タイトル通り、14日から28日までの14日間、PCのトラブルなどを除き配信をし続けるというシンプルだが強烈な企画だ。現在、海外を中心に話題が広がり、登録者数は配信開始前の2000人からわずか6日後の20日には5万人を突破。一時、ユーザーローカルVTuber急上昇ランキングにて、1位を獲得、執筆時点でも、6位とトップ10位内を維持している。
配信内容は主に、APEXやリーグ・オブ・レジェンドなどのゲーム配信やコラボ配信。Twitterにてコラボを呼びかけ、これまでに、えぴせんた所属の高妹狼さんや、VOLL所属のダイヤ・スペランツァさん、鷲宮宗さんなどと配信。コラボをしたVTuberのチャンネル登録者数なども軒並み上昇してきた。
コメントは多くが英語。日本語のコメントも、翻訳を使用している海外ユーザーのものが多い。実は、ねねかさんは、この配信の2ヵ月ほど前より、自身で海外掲示板「Reddit」へ記事を投稿。「助けて！」というタイトルで、自身の収入状況を明かし、ストレートにFANBOXやドネーションを宣伝する投稿をするなど、積極的に海外ファンとの関係値を築いていた。
しかし、本日21日、ねねかさんはTwitterにて突如自身の卒業を発表。今回の14日間配信企画実施の経緯について、「最後に何か大きいことを成し遂げて卒業しよう」という考えから始めたものと説明。多くのファンを驚かせた。なお、今回の卒業により「子狐ねねか」としての活動は終了するが、今後新たに個人VTuberとして再始動をするとのこと。詳細および、本人のコメントは追って発表する。
ようやく折り返し地点を迎えたこの配信。はたしてチャンネル登録者数はどこまで伸びるのか。そして、最終日の28日にはスーパーチャットおよびドネーションの合計金額を発表する。今後の活動を含め、どのような結果になるのか注目していきたい。
（TEXT by Shuto Uchimura）
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