VRならではの物語構築を 映画と連動したVR短編「プロトタイプ」のクラウドファンディングが実施中

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VR映画監督の大森信幸氏は、MotionGalleryにて「映画とVRの連動短編企画『プロトタイプ』」と題したクラウドファンディングを実施中だ。短編映画とその作品に連動したVR映画を制作するのが目的。期限は2020年2月14日23時59分までで、10万円が目標金額となっている。

大森氏はVR×演劇ユニット「イナカ都市」の主宰。2019年10月に行われた釜山国際映画祭に正式招待された経歴を持つ。

「プロトタイプ」はVRの可能性とVRならではの物語構築の実現を目的にした作品で、企画は始動しており2020年1月に撮影し、3月13日に作品の上映&トークイベントを都内で開催予定だ。トークゲストとして、映画監督の小松孝氏、コントユニット「明日のアー」の大北栄人氏、株式会社桜花一門の高橋建滋氏が参加する。

大森氏は制作背景について、以下のようにコメントしている。

「VR元年(2016年)から3年ほどの月日が流れましたが、いまだに実写VR業界ではVRというメディアに特化した独自のキラーコンテンツを発表できていないのが現状です。それではキラーコンテンツになりえるVR作品とは何かと考えると、なかなか難しい訳ではありますが、今回1つのアイデアを立証したいと考えました。

皆様、好きな映画やテレビ、ドラマの作品があると思いますが、その作品の人物として物語の世界に没入してみたいと思ったことはありませんか? 今企画では、それを実際に作ってみます。つまり、実際に映画を制作し、それに連動させるVR映画を作ることで、今までにない物語の楽しみ方ができるのではないかと思いました。これが今後のVRコンテンツのオリジナル、つまりプロトタイプになればなと考えております」

 
●作品情報
・出演者:植松俊、鈴木もも、平田耕太郎、野間一輝
・制作:類家アキヒコ
・撮影:川島勇輝
・編集:zitsuki
・音楽:宮崎雅文
・脚本/編集/監督:大森信幸

 
 
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