VR映画製作プロジェクト「STARCAT VR LAB」、 井上博貴氏を監督に迎えて製作スタート アンバサダーを募集

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スターキャット・ケーブルネットワークは、VR映画製作ラボプロジェクト「STARCAT VR LAB」にて、5月より第1弾作品の製作に入ったと発表した。2022年3月の完成を目指し、世界各国の映画祭への出品、ノミネートを目指す。

「STARCAT VR LAB」は、日本発のVRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival」の運営を行うCinemaLeapとスターキャット・ケーブルネットワークが連携して、今年4月に始動させたプロジェクト。多種多彩な監督・映像クリエイターから38件の応募があり、選考の結果、井上博貴氏を監督に迎えることが決定した。

井上氏は監督就任に際して、「魅力的なプロジェクトの監督に選んで頂き大変光栄に思います。2D映画では得られない世界観を追求し、実写VR映画として新たな価値が感じられるような作品を目指していきたいと思います」と抱負を語った。

■井上博貴氏プロフィール
「網走番外地」シリーズなどの監督・故石井輝男に師事。2009年に映画「パニック4ROOMS」で監督デビュー。2010年監督作、長編映画「どんぐり兄弟の梅干」公開。2017年新宿シネマカリテにて上映されたオムニバスホラー映画「狂い華」内の1篇、堀田真由主演『呪いうつり』の監督・脚本を担当。またショートフィルム「痣」は、カンヌ国際映画祭「SHORT FILMS FROM JAPAN 2018」にて上映。「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外で高い評価を得た。2019年にはCINEMA FIGHTERS project第3弾オムニバス映画「その瞬間、僕は泣きたくなった」内の1篇、佐藤大樹&久保田紗友主演「魔女に焦がれて」の監督・脚本を務め、東京国際映画祭での特別上映も実施。

今回の発表に合わせ、2021年7月~2022年3月末の開催期間中、STARCAT VR LABの広報活動に協力するアンバサダーを3名程度募集するという。アンバサダーは、企画の制作過程や、年3回程度の開催を予定しているワークショップについて、STARCAT VR LABの公式noteおよびSNSで情報発信を担う。また、作品制作に関わるミーティングにも参加し、制作の過程を間近で体験できる。さらに参加特典として、VRヘッドセット「Oculus Quest 2」が贈呈される。

<STARCAT VR LABアンバサダー公募概要>
【公募スケジュール】
・2021年7月1日(木)~7月31(土):応募受付
・2021年8月初旬:書類選考通過者との面談
・2021年8月中旬:参加者決定(3名)
【公募サイト】https://starsquare.net/vrlab/ambassador-oubo/

●関連リンク
STARCAT VR LAB公式
スターキャット・ケーブルネットワーク