エイベックス・グループの米国支社・Avex USAの出資先で、バーチャルコンサート事業を手掛けるWaveXRは日本時間11月19日に、ジャスティン・ビーバー初のメタバース(仮想空間)におけるライブ「Justin Bieber – An Interactive Virtual Experience.」を開催した。
WaveXRが提供する「Wave」は、アーティストが仮想空間にデジタルアバターの姿で登場し、ライブを開催できるバーチャルコンサートプラットフォーム。今回のバーチャルコンサートでは、ジャスティン・ビーバーがアバター姿で最新アルバム「Justice」の楽曲を披露した。
冒頭では、ジャスティン・ビーバーのアバターが仮想空間の街中でクラシックカーの上に乗って登場。街中のシーンは、その後ジャスティン・ビーバーが歌うそれぞれの曲に合わせながら、草原や海辺などのさまざまな空間に移り変わっていった。またコンサート中に、ジャスティン・ビーバーとファンとの間の会話に加えて、ファンがチャットを通してインタラクティブに応援することで、光のパワーをジャスティン・ビーバーに送るという、バーチャルコンサートならではのイベントも実施した。
楽曲映像切り抜き:
・Justin Bieber “Hold On” Live
・ Justin Bieber – “Ghost” Live
・ Justin Bieber – “Anyone” Live
・ Justin Bieber – “Love You Different” Live
wave.watchにおけるオーディエンスとのインタラクション映像切り抜き:
・Justin Bieber Live on wave.watch – Power Up Moment
・Justin Bieber Live on wave.watch – waverCam Finale
●アルバム視聴リンク Justin Bieber ”Justice(The Complete Edition)”
今回の「Wave」によるバーチャルコンサートでは、Avex USAの契約作家である「Harv」が作曲したジャスティン・ビーバーの楽曲が使用されるなど、グローバルスケールで音楽事業と音楽テックのシナジーが発生している。なおAvex USAは、「Wave」が過去に行ったスウェーデンのDJデュオ「ギャランティス」によるバーチャルコンサートの日本向け再配信、アメリカのアーティスト「ティナーシェ」によるバーチャルコンサートを「Avex House」からグローバル配信するなど、これまでにもWaveとコラボレーションを行っている。