ドワンゴとピクシブは12月15日、「ネット流行語100」年間大賞2021の表彰式を開催した。
2018年のスタート以来、第4回目の開催となった「ネット流行語100」は、「ニコニコ大百科」および「ピクシブ百科事典」の各単語ページにおけるアクセス数の昨年比の差分に基づき、今年ネットで最も流行った100単語を選出。表彰式では、100単語をランキング形式で発表を行い、大賞のほか、ニコニコ賞とpixiv賞を発表した。
年間大賞は、「ウマ娘 プリティーダービー」が獲得。日本競馬史に名を連ねる名馬たちをモチーフとしたスマホゲーム「ウマ娘」の関連単語が多数ランクインし、第2位にも同作の登場キャラである「ゴールドシップ」が選ばれた。また、第3位には「呪術廻戦」、第4位には「東京卍リベンジャーズ」と、マンガ・アニメの作品も目立った。全ランキングは下図の通り。
ニコニコユーザーによるアンケートで選ばれるニコニコ賞は、にじさんじ所属のバーチャルライバー「周央サンゴ」が受賞。ゲーム実況や朗読会などを中心に活動し、2021年6月頃からファンによる切り抜き動画がたびたび注目を浴び、「空前の周央サンゴブーム」というタグが作られるなど話題となった。
昨年と比較してpixivに投稿数が増えたタグ（単語）の中から選ばれるpixiv賞は「呪術廻戦」が獲得した。芥見下々氏が「週刊少年ジャンプ」にて2018年より連載しているマンガ作品で、2021年10月時点のシリーズ累計発行部数は5500万部を突破している人気作だ。2020年にアニメ化され、2021年12月には劇場版の公開を予定するなどの話題が続き、受賞となった。
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