ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランド「holo Indie」から、8月29日(金)に、かくれんぼアドベンチャーゲーム「Holo Hidden:ファンを探せ!」(以降、Holo Hidden)がSteamでリリースされた。開発は、toMoMI Games。ホロメンを題材にしたイラストの中に隠れたファンやアイテムを探していくゲームで、アクション要素はゼロ。誰でもまったりと楽しめるゲームとなっている。この記事ではプレイの所感をレポートしていく。
「35P」たちホロメンのファンを探してクリック
チルなBGMを聴きながら、イラストの中に隠れた35P(さくらみこさんのファンネーム)などのファンや、様々なホロメンの落とし物だというアイテムを探してクリックしていくというだけという非常にシンプルなゲーム「Holo Hidden」。
初めてゲームを起動すると、holoAN(ホロアナ)所属の新人アナウンサー・春先のどかさんが登場。チュートリアルとして、ゲームのシステムを説明してくれるが、先に記したようにこの説明も不要なくらいシンプルな内容だ。
初期段階で選べるイラストは4種類。「イージー」と「ノーマル」の2種類の難易度が選択できる。ゲームをスタートすると、線画のイラストが表示され、画面の右には、探すファンとアイテムの数が書かれている。
レベル1(ステージ1)のさくらみこさんのイラストの場合、87人の「みこP」、6人の「野うさぎ(兎田ぺこらさんのファンネーム)」、33枚の桜の花びらが隠れている。桜の花びらは4枚葉と5枚葉の2種類あるが、5枚の花びらだけが対象だ。
「イージー」の場合は、見つかったファンやアイテムに色が付き、「ノーマル」の場合は、イラストから消去。最初は、ファンとアイテムを見つけるほど画面がスッキリしていく「ノーマル」の方が簡単に思えたが、終盤、あと1人、2人のファンやアイテムが見つからないという状況になると、イラストの各所に色が付いて「もう探さなくて良い場所」が分かる「イージー」の方が探しやすいことに気づいた。
チルなBGMは、ホロメン曲のアレンジ版
見つけられないファンやアイテムがある場合は、左下にある虫眼鏡アイコンのヒントをクリックすると、その時点で見つけられていないファンやアイテムの場所を教えてくれる。しかし、クリア時に金メダルを獲得するためには、ノーヒントですべてのファンとアイテムを見つけることが必要。1回、ヒントを使用しただけでも、獲得できるメダルの色は銀に変わってしまうのだ。
金メダルを集めるごとに、ロックされていたレベル5以上のイラストも順番に解放。クリアした際にもらえるコインは、ショップで使用して、カーソルの形、発見エフェクト、効果音を購入できる。
本作の魅力でもある心地良いBGMは、デフォルトではイラストごとに決まっているが、トップ画面の左にあるカセットテープマークをクリックして、「音楽メニュー」から変更も可能。Kobo Kanaeruさんの「Mantra Hujan」や、兎田ぺこらさんの「ぺこらんだむぶれいん!」など全7曲のホロライブオリジナル曲のアレンジBGMを選んで、固定BGMにできる。
また、ゲームとしてだけではなく、線画に自由な色を付ける「塗り絵モード」で遊ぶことも可能。カラーサークルパレット、筆ツール、バケツツール、ブラシツールなどのツールを使えて、ショートカットも実装。ゲームのおまけとしては、かなり充実した機能だろう。完成した塗り絵は、PC内に保存もできる。発売後、XなどのSNSでは、さまざまな人の作品が観られそうで楽しみだ。
某ファミレスで、食事や会話よりも間違い探しに夢中になってしまうタイプの人なら絶対にハマるであろう「かくれんぼアドベンチャーゲーム」。税込で470円というお手頃な価格なのも嬉しい。あと1人が見つからない時のイライラと、見つかった瞬間の開放感や達成感をぜひ経験して欲しい。
●作品情報
タイトル:Holo Hidden:ファンを探せ!
ジャンル:かくれんぼアドベンチャーゲーム
プレイ人数:1
発売日 :2025年8月29日(金)
価格:470円(税込)
対応プラットフォーム:Steam
対応言語:日本語/English/Indonesian/Simplified Chinese
開発元 :toMoMI Games
© COVER © CCMC Corp.
(取材・文:Daisuke Marumoto)
●関連リンク
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・Holo Indie(X)









