Facebook Reality Labs、Oculusソフトウェアをv31にアップデート

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Facebook Reality Labsは、Oculus v31ソフトウェアを発表した。

今回のアップデートでは、有人と一緒にVRタイトルをプレイするための2つの招待方法、Messenger機能に関する新機能、セキュリティーに間する新機能が追加されている。詳細は下記の通り。これらのアップデートは段階的に提供される予定だ。

(1)「Invite to App」ボタン
「Invite to App」(アプリに招待)ボタンは、対応するVRタイトルをプレイ中にQuestのユニバーサルメニュー内に表示され、ほかのユーザーに対してポップアップの招待通知を送ることができる。現在一部の開発者とテストを行っており、「Beat Saber」「Blaston」「Demeo」「Echo VR」「ForeVR Bowl」「Hyper Dash」「PokerStars VR」「Topgolf with Pro Putt」──で近日中に提供される予定。v31 SDK(ソフトウェア開発キット)が利用可能になり次第、すべての開発者が利用可能になる。

(2)「Invite Link」機能
ヘッドセットを着けずにマルチプレイヤーセッションを簡単に設定できる機能。iOS/AndroidのOculusアプリ上にある、「Social」(ソーシャル)タブでセッション対象のVRタイトルを選択すると「Invite Link」(招待リンク)が生成される。それを投稿したりMessengerで送ったりすることで、ほかのユーザーをセッションに招待できる。

(3)「Send Receipt」と「Read Receipt」機能
v31では、Oculus上のMessengerに新機能「Send Receipt」(送信通知)と「Read Receipt」(既読通知)を搭載。ほかのプラットフォームと同様に、メッセージの管理がより簡単になる。また、気持ちをスタンプで伝える「リアクション」も追加。メッセージをクリックしてトリガーを引いたままにすると、「リアクション」メニューが表示される。

(4)「Security Setting」パネル
「Security Setting」(セキュリティ設定)パネルでアンロックパターンの設定が可能になり、ヘッドセットへのログインやデバイスに保存されたパスワードへのアクセスにパターンを要求するかどうかを設定できる。ブラウザー内にパスワードマネージャーが追加され、パスワードの保存と自動入力を選択可能。ヘッドセット内のパスワードは常に暗号化され、不要になったパスワードを削除することも可能(詳細)。

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