初音ミクと一緒に夏を満喫! 8/27~31開催の「MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION」先行レポート

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バーチャルキャストとGugenkaは、8月27~31日までの間、VRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」内に初音ミクの公式VRワールド「MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION」をオープンする。

同ワールドは、2020年8月の「MIKU LAND GATE β」、今年2月の「MIKU LAND β SNOW WORLD」、4月の「MIKU LAND β mini YOSAKURA」と過去3回の「MIKU LAND」に続く期間限定ワールドだ。今回のテーマは「夏祭りと海」。これまでのエリアにプラスして、新たに「マーメイドステージ」「パラソルビーチ」「ホラーハウス」の3つのエリアが登場する。

参加には、PC VR環境および「バーチャルキャスト」のインストールが必要となる。一部制限版となるが、「HoloModels」アプリを利用したスマートフォンからのアクセスが可能だ。また、今回紹介する3つの新エリアおよび、「MIKU LAND β SNOW WORLD 2021」で登場した「スノードームイルミネーション」に入場するためには、800VCC(1VCC=税込1円、以下同)の入場パスアイテムを購入する必要がある。

PANORAでは、オープンに先立ち、さっそく先行取材を行ったので、新エリアを中心にレポートしていきたい。今回も、以前の「MIKU LAND β SNOW WORLD 2021」同様、取材にはミクさんに同行していただいたため、そのかわいらしい写真とともにお届けしていく。

夏祭り仕様になったメイン広場!

新エリアではないものの、メイン広場も夏祭り仕様へ大きくビジュアルを変えた。まず、広場の入り口や、奥にはパートナーメディアや協賛企業、個人サポーターの提灯が飾られている。

「PANORA」も協賛メディアとして掲載されている。
協賛企業の大提灯
個人サポーターも展示されている

広場の中央には、新たにやぐらステージを設営。イベント期間中には、このやぐらの周りで初音ミクをはじめとするピアプロキャラクター達と一緒に踊れる盆踊り「ミク夏音頭」を開催する予定だ。

また、入口周辺には今回新発売となる各種バーチャルグッズも展示している。バーチャルキャストには「VCC」と呼ばれるゲーム内通貨が存在しており、これを介して「VCI」と呼ばれるバーチャルアイテムを購入できる。購入したアイテムは、自身のインベントリーに保存され、いつでも取り出すことが可能だ。今回販売するアイテムもこの「VCI」のひとつとなる。

今回の有料エリア入場パスを兼ねるVCI(800VCC)
アイテムとしてアバターに装飾することも可能だ
サマーミクさんと同じ髪飾り(800VCC)
サイズを拡大・縮小したり、アバターに取り付けることもできる
夏らしく花火のアイテムもある(500VCC)
新発売のデジタルフィギュア。台座と本体は別売りだ(本体:4950VCC、台座:300VCC)

潜水船ギミックも!ライブも開催「マーメイドステージ」

「マーメイドステージ」は、海底をイメージした新エリアだ。2020年6月に公演された東雲めぐ主演VRミュージカル「人魚姫」の舞台をモチーフとしており、エリアの中央付近のステージには人魚姿の初音ミクと東雲めぐさんのデジタルフィギュアも飾られている。

上を見上げると地上から差す光や魚群が幻想的に映る
ステージ中央にはマーメイド姿の初音ミクと東雲めぐが飾ってある

「人魚姫」は、8月27日よりイオンシネマの展開する「バーチャルシネマ」にて再演が決定しているほか、8月21日からは初音ミク、東雲めぐとともに一人称視点で巡るオリジナル映像「MIKU LAND ミクめぐツアー2021夏」も上映する(関連記事)。

また、このステージでは全5公演の初音ミク・東雲めぐによるアコースティックミニライブも実施する。同公演の参加は、有料抽選販売によるチケットの申し込みが必要だ。価格は1650円(税込)となる。詳細はこちらのサイトページより確認してほしい。

アコースティックミニライブのポスター

入り口付近にある泡に近づくと、一定時間で海面まで浮上するギミックがある。会場に上がると、エリアを泳いでいる潜水艦に乗船することができる。こちらでは、潜水艦でエリアを一周できるほか、エリアや背景ストーリーの解説を東雲めぐさんのフルボイスにて行っているため、会場に訪れた際はぜひ乗ってみてほしい。

泡の上で待機するミクさん
一定時間待機するとこのように浮上していく
地上の桟橋には一定時間で潜水艦がやってくる。ジャンプで乗船しよう!

撮影スポットがたくさん!「パラソルビーチ」

次の新エリアは「パラソルビーチ」だ。昼間の「day」と夕方の「sunset」の2種類が用意されている。BGMはみきとPによる「少女レイ」。夏の爽やかさを感じさせるポップな曲調に、色とりどりのビーチパラソル。奥にはゴンドラなど、とにかく撮影向きのエリアだ。

今回、案内人を務めてくれたミクさんにかわいらしいポーズの写真を撮らせてもらったので、そちらとともに紹介をしていきたい。

パラソルの下で店員さんごっこをするミクさん
「こっちにゴンドラがあるよー!」
フルトラならこんな感じで実際に座れちゃいます!

そして、このエリアでも限定アイテムが販売されている。ここで販売されているアイテムは、ビーチパラソルとスイカ割りセット、そして「少女レイ」のスクールバッグ&キーホルダーだ。

ジャンボビーチパラソルは開け閉め可能!(500VCC)
いざ、スイカ割りに挑戦!(スイカ割りセット:1000VCC)
「まっすぐまっすぐ!」「みぎみぎ!」
「割れた!」
おいしそうにスイカを食べるミクさん
スクールバッグも肩に追従させることができます!(700VCC)
セットでMVにも出てくる踏切風のキーホルダーも!

「sunset」では、「day」にはなかった岩の上に佇む人魚姿の初音ミクと東雲めぐさんを見ることができる。

ゴンドラ奥の岩の上に2人のマーメイドが姿を現す
夕焼けをバックにエモいミクさん

夏といえば肝試し!定番の「ホラーハウス」

夏祭りに行って、海に行って、ビーチで写真も撮って、ここまで夏を満喫してきたところで、最後にもう一つ夏に欠かせない要素がある。そう肝試しだ。今回の「MIKU LAND 2021 SUMMER VACATION」にも新たに「ホラーハウス」と題した肝試しエリアが登場した。

ユーザーは、入り口に置いてある懐中電灯をVCIとして入手(無料)して利用する。建物内のオブジェクトに懐中電灯をかざすことで、さまざまな情報が出現する。懐中電灯を片手に建物を探索しよう。

懐中電灯を片手に持つ筆者
懐中電灯の光をかざすと情報が出現する
薄暗い工場を心もとないライトとともに進んでいく

「ホラーハウス」とはいっても、急な大音量のSEや視界ジャックなどのジャンプスケアがあるわけではないため、ホラーが苦手な人でも適度に楽しめる仕様になっていると感じた。後半には、クスっと笑えるギミックもあったため、ぜひ楽しみにしてほしい。詳細に関しては、ネタバレになってしまうため、自身の目で確かめてほしい。

初音ミクの世界観とともに夏を楽しもう!

以上の3エリアが、今回新たに登場したものとなる。そのほかにも、イベント期間中には今回一部しか紹介できなかった各種VCIの販売や、アコースティックミニライブ、キャラクターグリーティングなどをはじめとする各種イベントなど、楽しめる要素が数多くある。最終日に行うVRクラブイベント「ボカコレVRナイト」には、初音ミクの派生キャラクター「ミクダヨー」や、雪ミクのペットキャラクター「ラビット・ユキネ」をはじめ、VTuberのときのそらさん、東雲めぐさんや「GEMS COMPANY」からは水科葵さんと星菜日向夏さんなどが出演する。

ゲート前広場や各種ショップエリアなどは、入場パスを購入しなくても、無料で見に行くことが可能だ。今回、初めて「MIKULAND」に訪れようという人は、まずはこうした無料エリアを見物に行ってみるのもおすすめだ。各種イベントやショップ、エリアなどの詳細は、こちらの公式サイトより最新情報を確認してほしい。

8月27~31日までの期間、夏の最後にバーチャルキャストで初音ミクをはじめとするピアプロキャラクターたちとともに思い出を作ってみてはいかがだろうか。

(TEXT by アシュトン

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