角川ドワンゴ学園、授業のVR対応を拡大 3980本の授業がVR空間内で履修可能に

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角川ドワンゴ学園は、N高等学校(以下、N高)、S高等学校(以下、S高)における授業のVR対応を推進し、2021年度内に全授業の半数以上にあたる3980本の授業をVR空間内で履修可能にする予定であることを発表した。

また、2022年度から、VR技術を活用した学び方についての名称を変更し、従来の「普通科プレミアム」を「普通科」に、「普通科スタンダード」を「普通科ベーシック」に改める(認可申請中)。これからのオンライン教育においてVR学習が不可欠であるとの考えに基づく施策となる。

2021年4月に始まった普通科プレミアムは、新入生の約4割が選択しており、現在4127名の生徒が在籍中(2021年8月27日時点)。履修可能な授業6984本のうち、33%にあたる2341本がVR空間で履修できる。

また、2022年度からはこれまでの担任制度を改め、1人1人の生徒を複数の教育スタッフがメンターとしてサポートする体制に変更。メンターは相談者、助言者として、コーチングやワークショップなどを通じ、生徒の気づきや発見を促す。これまでも通学コースにおいては複数の教育スタッフが生徒をサポートする体制をとっていたが、これをすべてのコースに拡大するかたちだ。

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