ジョリーグッドは、ドクターカー専用医療VR撮影システムを開発したと発表した。日本医科大学付属病院高度救命救急センターと共同で、本システム導入の検証を開始する。
本VRシステムは、人工心肺(ECMO)などを搭載したドクターカー内に高精度VRカメラを設置し、病院側がリアルタイムに搬送患者の容態および処置を360度のVR映像で確認可能にするもの。
これにより、病院内に待機する医師、スタッフが搬送患者の容態を事前に把握することで、受入れ準備を最適化し、患者到着後、即座に適切な診療実施が期待できる。また、病院内に待機する医師からも適切なアドバイスを車内の医師やスタッフに伝えることができるメリットもある。
また、本VRシステムでは、さまざまな患者の処置をVR映像コンテンツ化し、医療教育にも活用していくという。