ローランドは、ワイヤレスで複数のスマートフォン/タブレットのカメラによるライブストリーミングシステム「AeroCaster」を3月下旬に発売すると発表した。主な特徴は下記の3点。
- スマートフォン/タブレットを使って複数アングルの映像を撮影。専用のカメラやケーブルは不要
- パソコンを使わずにiPadで簡単にライブ配信
- 手軽なセッティングとわかりやすい操作で本格的な配信を実現
「AeroCaster」では、スマートフォンをカメラとして用いながら、複数のカメラ映像を切り替える演出や、クリアな音声の高品質なライブ配信を手軽に行える。システムは、映像と音をコントロールするハードウェア「VRC-01」と、映像をワイヤレスで入力しライブ配信を行うiPadアプリ「AeroCaster LIVE」で構成する。
スマートフォン/タブレットのカメラ映像を、「AeroCaster LIVE」をインストールしたiPadにワイヤレスで転送。マイクや楽器などを「VRC-01」につないで音声を入力し、あとはiPadと「VRC-01」をケーブルで接続するだけで、直感的な操作でライブ配信を行うことができる。ライブ会場のPAミキサーや、高性能なマイクを「VRC-01」に接続することも可能で、スマートフォンで撮影したマルチ・アングルの映像とともに、高音質で臨場感のあるライブ配信を実現する。
専門的な機材を買いそろえることなく、気軽にライブ配信ができるため、シンプルなセッティングでライブ配信の質を上げたい個人の配信者や、費用を抑えて、平易な操作でライブ配信を行いたい企業担当者向けの製品だ。
<製品概要>
■ハードウェア
【製品名】AeroCaster コントロール・ハードウェア「VRC-01」
【価格】オープン価格
【発売時期】2022年3月下旬
【初年度販売予定台数】1万台
■ソフトウェア
【製品名】AeroCaster iPadアプリ「AeroCaster LIVE」
【価格】無料
【公開時期】2022年3月下旬
【詳細】https://proav.roland.com/jp/products/aerocaster/
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