Meta社、「Oculus」ブランドの完全消滅を正式発表 今後は「Meta Quest」へ

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Reality Labsは1月27日(日本時間)に、「Oculus」ブランドを全面的に廃止することを発表した。

これにより、「Oculus Quest from Facebook」のブランド表記は、「Meta Quest」へと変わり、「Oculusアプリ」は今後「Meta Questアプリ」に変わる。同時に、販売されているヘッドセットの外箱印字や、ソーシャルメディアのアカウント名についても変更していくという。

Oculusはもともと独立した企業だったが、2018年に旧Facebookが買収。その後も「Oculus」はVR関連のハードウェアやソフトウェアのブランドとして使用されてきた。しかし、2021年10月29日の開発者会議「Connect 2021」で、Facebookが社名を「Meta」に変更することを発表。この時点で「Oculus」ブランドの廃止することも決定していた。

以降も製品名や広報ブログなどでブランド名は残っていたが、今回正式に「Oculus」が消滅することになる。Reality Labsは「ハードウェアのブランド表記は変更しますが、ソフトウェアや開発者向けツールなど、当社のDNAの中核としてOculusの精神は存続していきます」としている。

ちなみに、「Reality Labs」はMeta社のAR/VRチームの名称で、旧名はFacebook Reality Labs。こちらの名称は引き続き残るようだ。

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