Gugenkaは、メタバースプラットフォーム「VRChat」を企業がビジネス利用する際の契約や企画、制作を行うサービスを開始すると発表した。
●VRChat法人契約代行サービス公式ページ https://gugenka.inc/vrchat
VRChat公式パートナーであるGugenkaが行うことにより、VRChatでのビジネス利用が可能となる（※VRChat規約、「4.ClientLicenses」より）。
サービスの主な特徴は下記の5点。
1．すぐにパブリックワールドとして公開可能
契約なしの場合、アクセス数など一定の条件を満たさないとパブリックワールドにはならないため、設定を変更していないユーザーの検索結果に表示されない。これに対し契約ありの場合は作成後すぐにパブリックワールドとしてアップされ、検索に表示さるため、誘導面で有利になる。
2．外部リンクへの誘導
「VR空間内のリンクをクリック」して誘導が可能。
3．有料イベントの開催
契約なしでは開催できない有料イベントが開催可能となる。Gugenka独自のシステムで入場を管理することも可能。
4．VRChatでの広告
契約ありの場合、ホームワールドやワールドリストに広告を出せる（有料）。
5．アバターのアップロード
Gugenkaのスマホでキャラメイクができる「MakeAvatar」から簡単にトラストレベル（信用レベル）に関係なくVRChatへアップロードできる。契約なしの場合、一定のトラストレベルへの到達とUnityやBlenderの技術が必要。
事例1：SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland
サンリオ初の新感覚バーチャル音楽フェス。地下5階の巨大空間にアーティスト、バーチャルアーティスト、サンリオキャラクターらが出演する世界最大級のイベントで、Gugenkaが企画・空間・ワールド制作を担当。
・公式サイト：https://v-fes.sanrio.co.jp/
事例2：VIVE Wonderland
HTC NIPPONと共同開発したHTC VIVEの公式バーチャルリアリティパーク。バーチャルコミュニケーションを盛り上げていくことを目的とし、さまざまなイベントを開催。24時間いつでもVIVE製品をチェックしたり、製品紹介動画を見たりできる。
・公式サイト：https://www.gugenka.net/vivewonderland
事例3：XWorld
ファッション／音楽／アニメといったカルチャーを発信するVRChat内常設のVRショッピングモール。企業のオフィシャルショップのリアル／バーチャル商品の展示・販売や、アニメキャラクターのライブイベントを開催できる。
・公式ページ：https://www.xrshop.jp/xrshopworld
●関連リンク
・株式会社Gugenka