ホロライブ所属のVTuber・ときのそらさんが、デビュー5周年を迎える9月7日(水)に、4枚目のアルバム「Sign」をリリース。全12曲のオリジナル曲が収録されたフルアルバムには、シンガーソングライターの広瀬香美さんら豪華ミュージシャンが参加。バラエティに富んだ楽曲を通して、そらさんの様々な一面を堪能できるアルバムになっている。
PANORAでは、メモリアルな日を間近に控えたそらさんにインタビュー。5年間の活動を振り返るとともに、「Sign」への思いやレコーディング時のエピソードなどを語ってもらった(以下、敬称略)。
みんなで楽しめることが仕事になるって、すごく珍しい
──まもなくデビュー5周年を迎えることに関しての心境を教えてください。
そら 活動を始めた頃は、5年も続けられるとは思っていなかったので、すごく不思議な気分です。「もう、こんなに経ったんだ!」という気持ちがあるのと同時に、切りの良い5年という節目の年を迎えられたのがすごく嬉しいです。
──活動を始めた当初は、何年も先のことまで考えてはいなかった?
そら 2018年の最初の頃までは、私はもちろん、VTuberという存在時代が「何? 誰?」みたいな状況だったので(笑)。できれば長くやりたいとは思いつつも、「いつまで続けられるのかな?」とは、正直、思っていました。
──活動の初期から現在まで、そらさんが中長期の休みを取っているところを見た記憶がなく、5年間ずっとコンスタントに活動を続けている印象があります。そのモチベーションはどこから生まれているのですか?
そら 私としては、お休みをあまり取っていないとは感じていなくて。たしかに夏休みや長期のお休みは取っていないんですけど、少なくとも週に1日は何もしない日を作るようにしていて。お仕事などで特別に忙しい時期もありますが、普段は、普通のお仕事をしている人と同じように週休2日みたいな感じなんです。
モチベーションは、やっぱり待ってくれている人たちがいること。それに、自分のことをよく知ってくれている周りの人たちの言葉とか、みんなの気持ちがすごいプラスになっていて。私も楽しいから、自然と(配信を)「やっちゃおう」という気持ちになるんです。みんなで楽しめることが仕事になるって、すごく珍しいパターンだと思うんですよね。だから、その楽しいことをずっと続けていきたい。その気持ちが原動力になっています。
──5年間の活動を通して、変わらないなと思うこと、あるいは、変わらないように大切にしてきたことなどがあれば教えてください。
そら 自分の気持ち的な問題で言うと、まず「マイペースを崩さない」ということは変わってないと思います。あと、応援してくれるファンの方、そらとも(ファンの総称)さんとの関わり方も変わっていません。応援してくれる人の力がないと、私たちは輝けないという気持ちは初期から強く持っているので。応援してくれている人たちと仲良く活動するという心がけだけはずっと変わっていません。だから、応援してくれている人たちが観ていて安心できる活動をしようというのが、変わらず大切にしていることかなと思います。
──みんなが「安心できる」ことも、そらさんにとっては大切なんですね。
そら はい。不安になりながら観てもらいたくないので。
──例えば、すごく忙しくて疲れているときに頑張って配信をして、心配かけたりしたくない?
そら そういうときは、普通に「休みます」って言っちゃいます(笑)。無理してると、長いファンの人ほど分かるみたいなんです。「そらちゃん、なんか疲れてるね」って。
もっとパフォーマンス力を上げたい
──活動の中で、特に変わりたい、成長したいと考えてきたことはありますか?
そら ライブでのパフォーマンスです。アルバムとかも出させていただいているし、歌に関しては日々、現場で揉まれていったというか、経験を積める機会が多かったんですけど。まだ、私たち(VTuber)には、パフォーマンスができる現場は限られていて。
その中で、どういったポーズや動きだと自分が輝けるのかとか、どういうダンスを習った方が良いのかなどは、どんどん考えるようになってきました。最近(インタビューは7月に実施)、もっとパフォーマンス力を上げたいと思って、ダンスレッスンを再開しました。以前も教わっていたんですけど、コロナ禍の影響で中断していて。今、少しずつ世界が元に戻っていく中で、そろそろまたダンスレッスンもやっていいのかなって。
──レッスンの成果は感じられていますか?
そら 前からずっとダンスをやっていたわけではないので、成長はすごく遅いですし、自分が思った通りに動けているかと言えば、まだ微妙です。でも、これから少しずつやっていく機会が増えれば、ちょっとずつ成長できる部分なのかなとは思えるようになりました。
──楽しみにしています。ステージのパフォーマンス以外にも、そらさんがすごく変わったというか、成長しているんだなと感じた出来事がありまして。
そら え、それってなんですか?
──少し前のことですが、6月の「V-Carnival VOL.2」(Vカニ)の2日目で、MCを担当されていたとき、たくさんのゲストもいる中、トークが本当に安定していて。大きなイベントの司会を堂々とこなす姿は、すごいなと思いました。
そら 前にアイドルフェス(2020年の「バーチャルTIF」)でも、3日間、MCをやらせていただいたことはあるんですけど、正直、あまりMCに自信はなくて。「Vカニ」では、一緒にやってくださったのがプロの方(バーチャルMCの一翔剣さん)だったから、安心してできたというのが否めないんですけど(笑)。
──でも、一翔剣さんが一人で引っ張っているのではなく、そらさんをパートナーとして信頼していて、ちゃんと二人でMCをしているなと感じました。
そら ありがとうございます。「Vカニ」は、普通のイベントではなくて、テレビ番組みたいな内容で、立ち位置とかもいろいろと変わるのが難しかったです。もちろん、バミリ(立ち位置を示す印)もあるんですが、バミリの場所に移動して、自分の映り具合も確認しながら番組を進行していくって、すごく難しくて。テレビに出ていらっしゃる方たちは当たり前のようにやっていることですが、実はすごく大変なんだなって実感しました。
あと、生放送だから、ゲストの皆さんとお話するときに、尺に合わせたりすることもすごく難しかったです。でも、とてもいい勉強になりました!
──活動の初期から、コンスタントに司会系のお仕事も経験されていますよね?
そら たぶん、初めての司会はPANORAさんとの番組(「週間VTuberランキング」)だったと思います。でも、(PANORA編集長の)広田さんに、おんぶに抱っこだった記憶しかないです。当時は(台本で)決められたことしか言えませんでした(笑)。
──(取材に同席していた広田編集長に)広田さんがフォローしていた感じだったのですか?
広田 全然、そんなことないですよ。めちゃめちゃ鋭いツッコミとか、入れていただいていた記憶が(笑)。その頃から、才能の塊だと思ってました。
そら 本当ですか(笑)。ありがとうございます。
運命を感じるアルバムの発売日
──デビュー5周年という記念すべき日に、4枚目のアルバムがリリースされることについての心境を教えてください。
そら これはいろいろな偶然が重なったんです。最初は7月に発売する予定だったんですけど、いろいろな事情で発売が延びることになって、その結果、デビュー日と同じ日になりました。
──今年の9月7日が、一般的にCDの発売される水曜日だったからこそ実現した偶然ですね。
そら はい。5周年という切りの良い日に、アルバムも出せることには運命を感じています。
──アルバム制作の初期段階では、スタッフさんたちと、どのような相談をしたのでしょうか? そらさんからリクエストしたことなどはありますか?
そら スタッフさんから、どういう人の歌を歌いたいか聞かれたので、「誰々さんの曲をよく聴いてます」とか、「誰々さんの曲の『歌ってみた』を出してます」と伝えました。あと、私の得意なキーは高めで、歌えるキーの高さが人と違うことも自覚しているので、そこを強みにして、さらに伸ばせるように挑戦しつつも、「いろいろな曲も歌いたいです」というお話をしました。そうしたら、収録曲の中に、お名前を伝えた方々の曲がたくさんあって嬉しくなりました。
──ニューアルバム「Sign」に収録されている全12曲を聴かせていただいたのですが、楽曲ごとの振り幅が本当に大きくて、そらさんが仰った「いろいろな曲を歌いたい」という希望が叶ったアルバムになっていると思いました。そらさんは、収録曲が出揃ったとき、どのように感じましたか?
そら 「黄昏ミッドナイト」のようなちょっと昭和っぽい曲もあれば、「デジタリックリリック」のようなデジタル感が強い曲もあるし、本当にいろいろなカラーの曲があるなと思いつつも、「アイドル」ということが強く出ている曲は、今までのアルバムの中でも一番たくさんある気がしました。
まっすぐ歌うことをずっと大切にしてきた
──ここからは、収録曲の中から何曲かをピックアップしてお話を伺っていきたいと思います。先行配信もされた「そらのとき」は、「ロマンスの神様」などで知られるシンガーソングライター広瀬香美さんが作詞作曲を担当しています。広瀬さんに曲を提供してもらえると知ったときの感想を教えてください。
そら 広瀬香美さんは、私が所属している(レーベルの)ビクターエンタテインメントの大先輩。そんなすごい方に曲を作っていただけるとは思ってなかったし、まさかコラボもしてもらえるとも思っていませんでした。作ってもらえると知ったときは、本当に嬉しかったです。ただ、広瀬さんの曲はどの曲も、広瀬さんが歌って初めて、その曲が持っているパワーのすべてを発揮できる曲が多い気がしていて。そういう曲を私が歌って、どうなるのかなという不安もありました。実際、いただいた曲は、曲を聴くだけで広瀬香美さんの作った曲だと分かる曲だったので、どうやって私の曲にして行こうかなということはすごく考えました。
──仮歌も広瀬さんが歌っていたのですか?
そら はい。だから、(広瀬さんの曲として)もうできあがっていると思って。
──でも、配信では「曲はすぐに覚えられた」と仰っていましたね。
そら 速くて歌うのは難しいけど、歌詞を見てみると、私がよく使っている言葉が入っていたりして。あと、あおりも多く曲に乗りやすかったこともあって、歌詞やメロディーがすごく覚えやすかったんです。数回聴いて、すぐに覚えられたのは珍しいことなので、やっぱり、すごくキャッチーな曲なんだなって思いました。
──レコーディングの際には、どのようなことを意識して歌いましたか?
そら 最初は、「広瀬さんに作っていただいた曲だ!」という気持ちが強くて、歌い方を似せようかなとか考えていたんです。でも、広瀬さんと私では、歌い方がまったく違うので似せるのは大変で(笑)。似せることとかは考えず、思いっきり自分がやりたいように弾けてみようと思って、レコーディングしました。自分の中では、まっすぐに歌うことをずっと大切にしてきたので、まっすぐさを100%にしてライブのような気持ちで歌いました。
──では、レコーディングもあまりテイクを重ねたりはせず終わった?
そら 今回のアルバムの中で、一番スムーズに終わった曲だと思います。
──今はまだ、ライブ会場でお客さんが声を出せる状況ではないですが、声が出せるようになったら、一緒に歌いたい曲ですか?
そら ライブで声が出せるようになったら、一番に歌って「みんなで盛り上がろー!」って言いたいです。いきなり1曲目だと、みんな戸惑っちゃうかもしれないけど(笑)。
──「そらのとき」は、MVも公開されました。完成したMVの感想を教えてください。
そら 5周年ということをすごく意識したMVにしてくださっていることが伝わってきて、後ろに過去の配信の映像が映っていることにもビックリしました。活動の本当に初期の映像から最近まで、私のお化粧(3Dモデル)が変わっているタイミングのものをしっかり選んでいただけていて。すごくいろいろなことを考えて、丁寧に動画を作ってくださったのが分かったし、みんながよく使う言葉で言うと、「エモいな」って思いました(笑)。
──古参のそらともには、特に刺さるMVかもしれないですね。
そら MVが公開された後、Twitterとかを見たら「泣いた!」って書いてる人もいました。ああいう明るい曲なのに、泣けるMVにもなっていて。楽しいけど感動もできるMVになっているのは、すごくいいなって思います。
──ちなみに、デビュー当時の映像などを観返すとき、照れくさい気持ちになったりはしないですか?
そら 私的には、無音で見るだけなら、そんなに恥ずかしさとかは感じません。でも、たどたどしく喋っているところとか、何を喋っていいのか分からなくなってるところとか、発言を含めて観るのは恥ずかしいです(笑)。
今までの曲の中で一番高いかなって思うくらいの高さ
──では、「そらのとき」とは逆に、練習やレコーディングで特に苦戦したり、テイクを重ねたりした曲はありますか?
そら 圧倒的に苦戦したのは、「メアリースイート」です。柊キライさんの曲は、以前からよく聴いていて、テイストも大好きだから、音を覚えること自体にはあまり苦戦してないんです。ただ、レコーディングのときに、私らしく歌うことがとても難しくて。最初は、どう頑張っても、ボカロみたいになってしまっていました。
──キーの高い曲に、音を合わせているだけのようになってしまう?
そら はい。最初は、ニュアンスとかをまったく出せなくて、すごくテイクを重ねました。よく聴いている大好きなクリエイターさんに作っていただいた曲なのに、思ったように歌えないのが本当に悔しくて、もっと頑張ろうと思いました。でも、最終的にできあがった曲は、すごく好きです。
──どこか妖しいというか、大人な雰囲気もあって、そらさんのオリジナル曲としては、珍しいテイストの曲だと思いました。最終的には、どのようなことを意識して、そらさんならではのニュアンスを出せたのですか?
そら 少し妖しい曲なので、私は最初、わりと静かに歌おうとしていたんです。でも、それだと冷静になっちゃうので、正確さが強く出過ぎて、あまりニュアンスの表現ができていませんでした。でも、(ディレクターから)「強めに歌っていいよ」と言われたときに、丁寧に歌い過ぎてたのかなって気付けて。時間はかかったけど、最終的には、自分でも好きだと思える感じで歌えました。
──その他の曲で、例えば、初めて聴いたとき、特に驚いた曲などはありますか?
そら 「ピッとして! マーマレード」はすごくびっくりしました。とにかく、キーが高くって(笑)。
──高音の音域が広いそらさんでも驚くほど、高いのですね。
そら サビの一番最後の音が、たぶん、今までの曲の中で一番高いかなって思うくらいの高さで。出せない高さではないんですけど、悲鳴になっちゃいそうで(笑)。あと、この曲は、途中でリズムや音が変わるところがあって。そこは、他のどのパートとも違っているので、覚えるのに時間も掛かりました。でも、ライブのときには、すごく映えそうな曲だなと思います。ライブで一番盛り上がっているときに歌ったら、みんなも私もさらにテンション上がるだろうし、早くみんなと一緒に歌いたいです。
──今、お話を伺った曲以外だと、私は「空ノ空」(からのそら)もとても印象的でした。この曲もキーは高めで、曲調の変化も大きく、歌うのが難しい曲なのかなと想像しているのですが、いかがでしたか?
そら レコーディングにそこまで時間はかからなかったのですが、今、仰ってくださったように、すごく難しい曲ではありました。あと、今までに歌ってきた曲とはちょっと違う、お洒落な感じの曲調でもあったので、表現の仕方には迷って。サビは、どうしてもパワーがいると思ったんですけど、サビ以外の場所では、パワーを抑えながら、どうやってお洒落に歌おうか考えました。気を抜くと、全部、全力で歌いそうになっちゃうんですよね。
──全部、全力だと、この曲の魅力は出にくいかもしれませんね。
そら そうなんです。この曲もすごく好きな曲で、気分を上げたいときとか、お出かけするときとかに聴きたくなる曲です。
──「エゴナデ・ラビリンス」は、すごくボカロっぽい曲で、そらさんのオリジナル曲としては新鮮なのですが、そらさんの歌配信や歌ってみた動画も聴いている人だと、馴染み深いのかなと感じました。
そら 私も普段、歌ってみたで歌ったりするボカロ曲に近いなって思いました。ボカロ曲みたいってことは、歌詞の言葉の数が多いんですよね。だから、歌の表現の難しさとかよりも、噛まないようにと思って、すごく練習してレコーディングに臨みました。カッコいい曲だから、PVとか作ってみたいです。
5周年に相応しい曲をいっぱい集めたアルバム
──個性的な曲も多く、バラエティに富んだ構成のアルバムの中で、優しく軽快なメロディの「羽を手にして」は、逆に目立つ感じもあります。あと、多くのVTuberファンがイメージする「ときのそら」にぴったりな曲だなと感じました。そらさんの印象を教えてください。
そら 初めて聴いたときは、初期の頃を思い出しました。「おかえり」や「ほしのふるにわ」とか、最初のアルバム「Dreaming!」に入っている曲は、こういうほんわかした曲が多くて。「初期の頃、こういう曲をいっぱい歌ってたな」って少し懐かしく思い返したりもしました。
──すごくそらさんらしい曲だからか、ファンメイド曲である「soraSong」っぽさも感じました。
そら あ、分かります! この曲を当時よりも成長した私が歌ったら、どういう風になるんだろうって気になった曲でもありました。当時は、まだ学生で、なんの経験も積んでいなくて、本当に真っ白なキャンパスだったと思うんです。でも、いろんな経験をして、いろんな色がついた状態で、この可愛らしい歌を歌って、当時ほどのほんわかさを出せるのかという不安も感じてはいました。でも、初心に戻れる曲だったので、優しい気持ちで歌えたかなと思います。音自体は分かりやすく、可愛くて、すごく好きだなと思った曲だったので。
──では、総括的に伺いたいのですが、この4枚目のアルバム「Sign」は、どのようなアルバムになりましたか?
そら 「Sign」というタイトルとか、「ポラリスソラリス」とかもそうですけど、このアルバムは、星に掛けられているイメージがすごく強くて。私も星形の髪飾りを付けているし、自分のいろいろな色を集めた、夜空に見える星座のようなアルバムになったなって。一つ一つの曲も一等星みたいに強く輝いているんだけど、それが集まると綺麗な星座のようにもなっていると思います。ライブでみんなと歌ったら、きっとキラキラ輝くような曲、5周年に相応しい曲をいっぱい集めたアルバムになってます。
──5周年を迎える今だからこそ、これだけバラエティ感のある曲を歌えたという感覚もありますか?
そら はい! 活動を始めたばかりの頃では、歌えなかっただろうなという曲はいっぱいあります。
──やはり、そらとものみんなの前で早く歌いたいという気持ちは強いですか?
そら もちろんです! 本当は、みんなも声を出せれば一番いいんですけど、声は出せなくても、早くみんなと会ってライブがしたいです。
──では、「Sign」のリリースから始まる、6年目の活動に向けての思いを教えてください。
そら 5年という月日が経って、6年目からはまた新たな気持ちというか、次の節目までまた5年かかるので。今まで、歌も含めてたくさんのパフォーマンスを強化してきましたが、10年目までにはもっと他の分野。それこそ、さっき言ってくださったMCとか、もっといろいろなことを安定してできるようにしていきたいなと思っています。だから、活動の目標としては、歌だけではなく、いろいろな場面で活躍できて、どんなときに、何で呼ばれても安心できると思ってもらえるような存在になりたいです。
──今、すごく自然に「10年目」というワードが出て来ましたが、5年の活動を経て、より遠くまで見えてくるようになった感覚ですか?
そら 5年経ってみて、やっぱり、私はみんなと過ごしている時間が大好きだなって気持ちがすごくあるので。ここまでやったのだから、次は、10年はやりたいという気持ちは強く持っています。
──10年というのは、そこで終わりという意味ではなく、5年の次の分かりやすい区切りということですよね?
そら はい。最近、自然に10年後も活動を続けられるためには、どうしたら良いかなとかを考えるようになりました。
●ときのそら 4th ALBUM「Sign」
・発売日:2022年9月7日(水)
・通常盤(CD):3850円(税込)
・初回限定盤(CD+グッズ):1万2100円(税込)
※収録楽曲(共通)
01 ピッとして!マーマレード
作 詞曲:田淵智也 編曲:やしきん
02 ユメゾラ☆ファンファーレ
作詞:まつもとななみ 作編曲:藤原彩豊
03 ロゴバッジ
作詞曲:渡辺 翔 編曲:HAMA-kgn
04 羽を手にして
作詞曲・編曲:Akki
05 空ノ空
作詞曲:ユリイ・カノン 編曲:月詠み, 廣澤優也(HANO)
06 エゴナデ・ラビリンス
作詞曲・編曲:YASUHIRO( 康寛)
07 エレクトリカル・サーフィン
作詞曲・編曲:眞塩 楓
08 デジタリックリリック
作詞:高瀬愛虹 作編曲:林 真仁
09 黄昏ミッドナイト
作詞曲:信政 誠 編曲:渡辺和紀
10 メアリースイート
作詞曲・編曲:柊 キライ
11 そらのとき
作詞曲:広瀬香美 編曲:瀬名 航
12 ポラリスソラリス
作詞曲:多田慎也 編曲:中村 友
(Text by Daisuke Marumoto)
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