ソニーセミコンダクタソリューションズは3日、VTuberを体験できるARアプリ「ToF AR Lab」のiOS版をリリースした（App Store）。Android OS版は10月11日にリリース予定だ（Google Play）。各対応機種はこちら。
同社が6月15日に一般公開した開発キット（SDK）「ToF AR」を利用し、スマートフォンのカメラで映している現実の風景にCGを重ねて表示する4つの機能を提供する。
VTuberを体験できる「Humanoid Hand」では、カメラで写した人間の動きをデータとして取り込み、あらかじめ用意した3Dアバターに反映する。特徴としては、光の反射で距離情報を取得できる「ToFカメラ」などを利用することで被写体の深度（奥行き）情報を取得し、手や指のより細かな動きをアバターに反映できる点という。
VTuberのほかにも、深度情報をもとに周囲の環境を三次元化してCGを重ねる「SandBoxRoom」、水の中にいるような体験の「IceWater」、現実風景の壁や床などを手や足で触れる動作でバーチャルな蝶を飛ばすことができる「Kirigami」といった機能を用意する。
SandBoxRoom IceWater Kirigami
各機能の動く様子はプレスリリースで確認できる。
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