バーチャルキャストは18日、3Dデータの流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE」のメンテナンスを3月25日14〜16時に実施し、ベータ版にアップデートすると発表した。
THE SEED ONLINEは、VRM形式の3D人型アバターやVCI・GLB形式の3Dデータをアップロードし、「バーチャルキャスト」をはじめとする連携アプリに読み込ませて利用できるようにするサービス。ライトノベル「ソードアート・オンライン」に登場する「ザ・シード」がサービス名の由来となっている。
2019年2月に公開したα版から約1年ぶりの大型アップデートで、以下のような変更点を含む。
・アセットのアップロード件数を30個から300個に増加
・アセットの取り込み数を30個から無制限に変更
・取り込んだアセットから選んで連携アプリに最大60個もちだせるインベントリ機能を実装
・ユーザインターフェースの刷新
・ストア機能の一部をリリース(無料商品の出品・購入のみ)
・公開アイテム機能の廃止
例えば、今まで30個の枠がいっぱいになった状態でアセットをダウンロードしようとするとどれかを削除する必要があったが、β版では気になるアセットをすべて取り込んでおいて、最大60個のインベントリの中で削除/登録するようになる。
アセットの扱いも変わっており、他のユーザーが取り込めない設定で公開できるようになったため、作品を展示して見てもらうといったニーズにも応えられるようになった。3月25日時点では無料商品のみだが、今後のアップデートでアセットを販売できるようになる。
●関連リンク
・ブログ記事
・THE SEED ONLINE
・バーチャルキャスト