バーチャルキャストは25日、アバターやアイテムを持ち込める3Dデータ流通プラットフォーム「THE SEED ONLINE」のβ版をリリースした。
ライトノベル「ソードアート・オンライン」に登場するソフト「ザ・シード」に由来する名称で、VR向け3Dアバターファイルフォーマット「VRM」形式でつくった人型アバターや、VCI・GLB形式の3Dデータをアップロードしておき、「バーチャルキャスト」をはじめとする各種VRサービスや連携アプリで引き出して活用できる。
β版は2019年2月23日リリースのα版以来となるメジャーアップデートで、以下のような新機能が加わったうえ、各種用語の呼び方も変更している。
●インベントリ機能が追加
アセット(アバター/アイテム/ロケーションの総称)の持ち出しを管理するインベントリ機能を追加。ゲームのように画面上アセットを複数選んで、連携アプリに持ち出せる。
●アップロード300件・取り込み無制限に
α版では30件までだったアップロード数を300件、同じく30件までだった取り込み数を無制限に変更。より多くの作品を投稿したり、気に入ったアセットを保持できるようになった。
●投稿された「アセット」の人気順表示が追加
ユーザー利用頻度の高い順にソートが可能になり、話題のアセットを見つけやすくなった。
●展示用の公開が可能に
これまではアイテムをアップロード・公開時、ほかのユーザーとの共有が前提だったが、マイページの刷新で、自分の作品を公開のみ(他ユーザーの取り込み不可)で設定できるようになった。
詳細なアップデート内容は、バーチャルキャストのBlogが詳しい。
●関連リンク
・THE SEED ONLINE
・バーチャルキャスト
・バーチャルキャスト(Twitter)