リコー、独自の360度×AI技術による「AI超解像連携機能」でスパイダープラスと連携

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株式会社リコー

株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則、以下「リコー」)と、スパイダープラス株式会社(代表取締役社長:伊藤謙自、以下「スパイダープラス」)は、建設業界の新たな付加価値創出の実現に向け、リコーが提供する「RICOH360」プラットフォームを活用した「AI超解像連携機能」を建設DXサービス「SPIDERPLUS」に実装したことをお知らせいたします。本機能は、8月2日に発表した協業に関する取り組みの一つで、2022年11月21日よりSPIDERPLUSを導入している現場で「体験版」として試行されています。尚、本機能は2022年12月5日~7日に東京ビックサイトで開催される建設DX展では、スパイダープラス株式会社のブースにて本機能のデモをご覧いただけます。

【背景】
スパイダープラスが開発提供する建設DXサービス「SPIDERPLUS」において、2017年よりRICOH THETAと機能連携しており、RICOH THETAで撮影した360度画像を施工記録写真として撮影・保存・登録できる機能を備えています。

建設現場では、施工や検査の記録や、進捗報告のための写真撮影が数百枚にも及びます。撮影箇所も明るい屋外のみならず、天井裏の配管など、高所や暗所、閉所など様々な箇所で行なうことから、人間が撮影を行なう「動作」の限界や、撮影された画像の見やすさにも長く課題がありました。

 建設業では、2024年4月に働き方改革関連法が適用となるため、人材不足などを補う技術活用による生産性向上が喫緊の課題となっています。中でも、状況確認のための移動を削減することは、日あたりの労働時間の増減に与える影響が大きく、画像や動画などの視覚情報を用いた遠隔地からの状況確認は、建築・設備業において高い関心を集めています。

【今回の機能連携によって実現すること】
リコー独自の画像処理技術とAI技術を活用して、クラウド側で自動的に360度画像を補正します。

足場や視界に限界を伴うことが少なくない建設現場で、「AI超解像」により、従来の360度カメラの活用における「画像の鮮明度」が向上します。

状況別「AI超解像」によるビフォーアフター
足場や視界に限界を伴うことが少なくない建設現場で、「AI超解像」連携機能による例を紹介いたします。

遠隔地からの状況確認も可能、技術活用でさらなる作業効率向上を見込む

【スパイダープラス株式会社 代表取締役社長 伊藤謙自氏 コメント】
「工事を請け負っていた頃、天井裏に潜って作業をしたことが何度もありました。外の環境とは違い、明るさの確保はもとより、撮影のためにカメラのレンズを必要な箇所に向ける動作自体の厳しさも身をもって知っています。2024年4月の働き方改革関連法の適用も迫る中で、シームレスな情報共有と、その際の情報の解像度を高くする取り組みを技術によって実現し、現場で働く人たちをさらにラクにしていきたいと考えています」

【AI超解像のデモを実際に体験するチャンス!建設DX展会場で公開】
スパイダープラスは12月5日から7日まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンビルド東京展内「建設DX展」にブース出展し、本発表のAI超解像連携機能のデモを含めた各種ソリューションを紹介予定です。
実際に効果を実感することのできる機会ですので、是非ご来場ください。

<建設DX展>
2022年12月5日(月)〜7日(水) 10:00-18:00(※最終日は17:00まで)会場:東京ビッグサイト(小間番号:23-19)

SPIDERPLUSについて
現場作業の中で抱いたふとした疑問から、たくさんの紙や持ち帰り仕事の多い現場にITの力を投入することを思い立ち、自社で開発した建設DXサービス『SPIDERPLUS(スパイダープラス)』を提供開始。
2022年4月現在、日本全国1,200社超、50,000以上のユーザーの間で導入されています。
現場生まれのサービスだからこそ、日々の仕事をITの力でラクにするお手伝いを実現いたします。
https://spider-plus.com/

RICOH360について
RICOH360とは、360度の画像・映像を中心とした業界横断型プラットフォーム事業を展開するブランドです。デバイス、ソフトウェア、クラウドサービスの連携により、撮影からデータ活用までのワークフロー全体を効率化し、よりよいユーザー体験を提供します。
https://www.ricoh360.com/ja/

※記載の会社名、製品名、サービス名は、各社の商号、商標または登録商標です。

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