Shiftallの全株式がパナソニックHDからクリーク・アンド・リバーへ譲渡 製品の販売・サポート体制などは存続

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VR関連デバイスを手がけるShiftallについて、株主であるパナソニックホールディングスとクリーク・アンド・リバーとの間で、2月1日付けで全株式を譲渡することで合意に至ったことが発表された。

Shiftallは2018年設立。2021年よりVR・メタバース事業に参入し、フルボディトラッキングデバイス「HaritoraX」や、メガネ型VRヘッドセット「MeganeX」など、VR関連のデバイスを数多く開発・発売している。代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は、自らも「VRChat」をやりこんでいるVR・メタバース領域の有識者として知られている。

‍同社の新たな株主とあるクリーク・アンド・リバーは、映像、ゲーム、Web、広告・出版など幅広い領域の事業を手掛け、2016年からはXRコンテンツ開発やHMD等のハードウェア取り扱いもスタート。2023年にはクリエイター専用の仕事・交流特化型メタバース「C&R Creative Studios Metaverse」なども開発している。

今回の株主構成変更に伴い、Shiftallより提供中の製品、サービス、製品保証、販売・サポート体制に変更はないと発表。今後は クリーク・アンド・リバーのVR・メタバースに関するビジネス向けのコンテンツ開発やシステム開発、ハードウェア販売事業とのシナジーの発揮を図りつつ、豊富なプロフェッショナルネットワークとの融合による新たな価値創造につなげていくとのこと。

●関連リンク

・プレスリリース(Shiftallクリーク・アンド・リバー