「コヤ所長」こと小山順一朗氏がバンダイナムコを退職 VR Zone、アイドルマスター、戦場の絆などを手掛ける

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バンダイナムコ研究所でヘッドプロデューサーを務める小山順一朗氏は29日、同社から退職することをSNSにて明らかにした。

1990年に株式会社ナムコ(現バンダイナムコアミューズメント)に入社。アミューズメント機器のエンジニアを経て企画職に転向し、2005年にはアイドル育成シミュレーション「THE IDOLM@STER」、2006年には大型筐体に乗り込んでロボットの操縦が体験できる「機動戦士ガンダム 戦場の絆」といったアーケードゲームのヒットタイトルを生み出してきた。

XR業界としては、「コヤ所長」の名前で「タミヤ室長」(田宮幸春氏)とともにロケーションVRの発展に寄与してきた人物として知られる。2016年にVRアミューズメント施設「VR ZONE Project i Can」をオープン。2017年には新宿に場所を移し、海外からの観光客も訪れる人気スポットとなった。

2019年には「MAZARIA」の名前で池袋のサンシャインシティに移動したものの、2020年のコロナ禍の影響を受けて残念ながら2020年8月にクローズとなった。

近年では、2023年に静岡県沼津市の移住検討者向けイベント「移住情報ハンティング・沼住クエスト」の企画を担当するなど、ビデオゲーム以外にも活躍の場を広げていた。

 
 
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