ROOXは19日、VR睡眠用まくら「ぶいすいーと」を7月に発売すると発表した。価格は1万6800円。同日にクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて開始し、最大30％オフの価格でリターンを用意して5月30日まで受け付ける（クラウドファンディングページ、19時以降オープン）。製造は国内枕メーカーが手掛ける。
VR睡眠（V睡）とは、VRヘッドセットを装着してメタバースにログインしたまま眠る行為のこと（関連記事）。フレンドと交流しながら寝付いたり、バーチャルワールドの中で目覚めたりと、リアルでは難しい体験が得られる一方で、HMDを着けたままのため、安定が悪く快眠が難しいこともある。
「ぶいすいーと」では、枕の中央にくぼみを設けることで、V睡時のHMDの出っ張り部分を左右の盛り上がり受け止めて、重さが後頭部の1点に集中することを防げるという。また、抱き枕を併用したいというニーズのために、左右の詰め物を抜き取れるようにしている。
素材について、左右はポリエステル綿を採用し、頭が動くことによるマイクノイズの発生を最小限に抑えた。中央部は、ポリオレフィン系複合樹脂パイプで、体格に応じての高さ調節を可能としている。
●製品情報
・商品名称：V睡まくら「ぶいすいーと」
・本体サイズ：約62×34×21cm
・素材：ポリエステル（表装）、ポリエステル綿（山の詰め物）、ポリオレフィン系複合樹脂（エラストマー）
・販売予定価格：1万6800円（税込）
・製造国：日本