BSNアイネットとm-Lab、メタバース×生成AI環境を共同開発

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株式会社BSNアイネット

株式会社BSNアイネット(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:南雲俊介)は、株式会社m-Lab(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:村上進也、以下「m-Lab」)とメタバース×生成AI環境を共同開発しました。

様々なオンラインコミュニケーションツールやメタバース環境が普及していく中、リアルなコミュニケーションの良さも再認識されております。そのため、よりコミュニケーションを円滑にし、参加者がリアルと同等以上に議論が集中できるように、生成AIを活用したディスカッションの要約とアドバイスを提供する機能を実装しました。

メタバース×生成AIで会話要約とアドバイスを行う仕組みは新しい取り組みであり、その効果を実証しました。

■実証内容

NINNO ACCADEMIAプログラム(社会課題解決力向上フォーラム)において、機能を実装したメタバースV-expo(m-Lab社が開発したメタバース環境)を参加者が講義の受講とディスカッション時に利用しました。

ディスカッション中に不足しているポイントを確認しながら議論を進める手助けとなり、効率的なコミュニケーションを実現することが出来ました。

参加者からは以下のようなポジティブなフィードバックを頂き、生成AIを使った新しいコミュニケーション方法の将来性が感じられました。

□参加者の声

「生成AIのおかげで議論の抜け漏れがなくなり、非常に効率的な会議ができた。」

「途中から参加したが、AIがそれまでの会話を要約してくれたのでスムーズに会議に参加することができた。」

「生成AIがディスカッション内容を要約してくれるので、振り返りが簡単に行え、その場での意思決定がスムーズになった。」

■要約・アドバイスにおける機能内容

AWS、Azureのクラウドサービスを活用し、ユーザーから受け取った音声の文字起こし、要約、アドバイスを提供しています。発言した会話データは、「生成AI側で学習されない仕組み」として構築してセキュリティ対策を施しています。

本機能の特徴として、メタバースのメリットである、アバターそれぞれからの会話データを別々にテキスト化することにより、効果的なコミュニケーションをサポートしています。

要約は、ディスカッション終了後のみに行うだけでなく、ディスカッションの途中でも行うことが可能です。

ディスカッション中の要点をまとめられることで、遅れて参加した人が、これまでの議論内容を迅速に把握することもできます。

さらに、要約だけでなくアドバイス機能も実装しており、ディスカッション中に不足している視点や出てきた課題に対する類似例を提示します。

これにより、ディスカッションの質の向上につながることが期待できます。

■今後について

昨今、県内外の方々との交流人口が増えてきており、これからの地域でのデジタル社会を実現するための一助として、このメタバース×生成AI活用に取組んできております。

今後もこの技術を様々な分野にも生かす事で、新たな共創からの地域創生を目指してまいります。

■NINNO ACCADEMIAについて

NINNO ACCADEMIAは、新潟県内外の大手企業やスタートアップ、ベンチャー企業が提供する

デジタル、DX、イノベーションに関連する多様なプログラムを通じて、様々な人々が

スキリング、リスキリング、リカレント教育を受けることができる場所です。

ここでは、社会人や学生などの多様な背景を持つ参加者が集い、新たな挑戦へのきっかけを得ることができます。

NINNO ACCADEMIAの公式詳細ページ:(https://ninno-plaka.com/accademia/)

NINNOの概要ページ:(https://ninno-plaka.com/about/)

■会社概要

株式会社BSNアイネット(https://www.bsnnet.co.jp/)

所在地:新潟県新潟市中央区米山二丁目5番地1

代表者:代表取締役社長 南雲俊介

新潟市に本社を構え58年、新潟から全国の行政・企業・医療機関向けにソリューション提供を行うICT事業を展開。社会やお客さまとの価値共創型企業をめざし、地域課題解決をテーマに、共創によるDX推進・先端技術を活用した開発を行っています。

近年では県主導のイノベーション創出支援事業・5Gソリューション開発促進事業・ヘルスケアICT立県等のプロジェクトにおいて、産学官連携事業の立案や実証・導入推進を行っています。

新潟県最大級のイノベーション施設「NINNO」にも拠点を構え、行政・企業(スタートアップ、ベンチャー等)・教育研究機関の皆さまとも共創事業を推進しています。

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