PANORAでは7月25日、石川県金沢市にてメタバースファンの交流会「【メタのみ特別会】DMレンジャーズオフ会 in 金沢」を開催します。
7月23〜27日、金沢21世紀美術館市民にて実施しているバーチャルフォト展示会の「Virtual Photography Showcase 2025」（VPS）と「Daimaru Matsuzakaya Virtual Photo Awards vol.2受賞作品展」にタイミングを合わせたイベントで、最新のハードやソフト、サービスが展示されるほか、ステージや人気キャストと一緒に飲めるコーナーなど、さまざまな企画を用意しております。
＊チケットはこちら→ https://t.livepocket.jp/e/dmranger-off2
今回、メタのみ初の北陸開催ということで、ぜひ多くの方々に来ていただけるように、それぞれの魅力をまとめていきます！
バーチャルフォトは「アート」である
まずは写真展について。
VRChatなどのバーチャル空間でカメラを構えて、シャッターを切る──。一見、「それってスクリーンショットでしょ？」と思われがちですが、空間の中を歩き回ってどんな構図を作るか、そこにどんなストーリーを込めるかなど、リアルで撮られた写真と変わらないクリエイティビティーが発揮されています。
そんなバーチャルフォトのコンテスト「Daimaru Matsuzakaya Virtual Photo Awards」は、その名の通り大丸松坂屋百貨店が主催で、今年で2回目の実施となります。
今年のテーマは「《epoch》～時代を彩る1枚～」。数ある応募から10作品が選ばれて、リアルでは金沢21世紀美術館市民ギャラリーBにて、バーチャルではVRChatの「ART Frame -Daimaru Matsuzakaya-」ワールドにてそれぞれ作品を展示します。入場料は無料です。
ポイントは、大丸松坂屋百貨店のバーチャルフォトに対する思い入れにあります。
百貨店といえばアートを商材として扱っていますが、担当者にお話を聞くと、バーチャルフォトもほかのアート同様、そこにストーリーがありきちんと人の心を動かす作品であると熱っぽく語ってもらえました。
──Daimaru Matsuzakaya Virtual Photo Awardsで作品を募集してみて率直な感想は？
前回は「魅力」、今回は「《epoch》」というテーマで作品を募集したのですが、一人一人の解釈がいい意味で異なっているのがよかった。単純に言葉として切り取っているんじゃなくて、自分がバーチャル空間の中でどういう生活をしてきたのか、どういう人と一緒に楽しんできたのか、どういうバーチャルフォトに触れてきたのかが蓄積されているのが伝わってきました。一人一人の感性が作品に吹き込まれているので、改めて素晴らしいアートだなと感じます。
──最優秀賞に選ばれたプルメリアさんの「祖母も観た桜を」について総評をいただけますか。
やっぱり「祖母も観た桜を」というタイトルがすごくよくて、おばあちゃんはどういった情緒で桜と新緑を見ていたのか、この着物をもおばあちゃんから引き継がれたものなのかな、というストーリーが想像されて豊かな気持ちをもたらしてくれます。
もっと深読みすると、満開の桜と新緑が並ぶことって現実にはあまりないバーチャルならではのことで、そこに時の流れみたいなことも表現されている。桜が今後もずっと続いていくように、このお着物も代々継いで残していけますようにという想いもこもっているかもしれません。過去と今と未来とという3つの事象が1枚に込められているのはスゴいなと感じます。
──深いですね！
そうなんです、本当に深いんです。もうひとつ今回ご協賛いただいたホビージャパンさんやVPSの招待作家にも審査員として入っていただきましたが、これってわれわれ百貨店の人間だけじゃなくて、メタバースで生活している人たちの感性でも選ばれた作品でもあります。人それぞれの解釈があって、それが合わさって豊かになっていくところがいいところだなと。
──素晴らしい。そういえばわざわざリアルで写真展をやるのはなぜでしょうか？
実際にデータで写真を見るのと、印刷して見るのとでは全然体験が違って、同じ作品を見ながら誰かと話す雰囲気もリアルだと変わってきます。今回、これだけ解釈だったり、発想や思いが彩り豊かになっているので、バーチャルフォトが好きな人たちがリアルで集まったらもっと面白いコミュニティーになるんじゃないかなという、そのきっかけを作る作品展でもあったりします。
僕もバーチャルフォトに触れたのがリアルが初めてだったんですが、「こんなものがあるんだ」と感銘を受けて予算を取ってフォトコンテストをやりましょうという話をして実現した企画でもあります。まだバーチャルフォトを知らない人にも認知や想いを届ける機会になると思うので、ぜひリアルでもコミットしていきたいですね。
関東以外で初展示！のVRゴーグルも
メタのみは、ハードウェアやサービスが体験できるのも特徴となっております。特に今回は軽量小型のPC VRヘッドセット「Bigscreen Beyond 2」が関東以外で初めて展示体験という貴重な機会になっております。
一体型VRゴーグル「PICO 4 Ultra」と両足に装着して全身の動きを取得する「PICO Motion Tracker」、4月に発表されたばかりの腰につけるトラッカー「PICO Motion Tracker Waist Version」などを体験！
ホビージャパンVR部が運営するワールドや製品に関する最新情報をご紹介します！ ぜひお気軽に遊びに来てください。
POPOPO株式会社は「ふつうの会話をエンタテインメントにする」あたらしいコミュニケーションをつくるスタートアップカンパニーです。近日サービスイン予定で現在開発進行中。立ち上げメンバー募集中！
軽量小型のPC VRヘッドセット「Bigscreen Beyond 2」、指の動きをトラッキングできるグローブ「StretchSense Reality XR Game Glove」などを展示！
ライブステージや人気キャストと飲める企画も！
メタバースの文化といえば、もちろん写真だけじゃありません！ 今回、メタのみ初のライブハウス開催ということで、VRChatで活躍する4組のアーティストたちのステージをお届けします。また、「出張キャスト」は、VRChat上でイベントに出演する人気キャストや、ご当地のVTuberさんを現実空間にお招きして、一緒にお話ししながら飲めるブースとなっております。
・タキ
Rav Vast ドラム奏者として聴いてくださる方へ「ほんの少しの癒しのひとときを」お届け。Ambientなドラムの音色は深緑の中に降る雨の音色のようで、爽やかな瑞々しさを感じる空間へいつのまにか惹き込まれます。
・HONNWAKA88
シンガーソングライターとして活動中。 アコースティックギターのあたたかな響きにのせて、情感たっぷりに歌い上げるスタイルは、何度聴いても胸に沁みます。 包み込むような優しさと芯のある力強さに、きっと心を持っていかれるはず。
・ちも＊
今年1月から作曲を手懸けその2ヶ月後には初のソロライブを開催するなど、アグレッシブに活動中。ライブを見た視聴者には涙腺を刺激されて号泣する者もいるなど、見るものの心を揺さぶる音楽を、バーチャルの技術を最大限に活かして届けるバーチャルシンガーソングライター。
オシャレなメロディックサウンドをお届けするオルタナティヴロックバンド。軽快に走るギターのサウンドに載せたボーカルの声とアーティスティックで中毒性のあるMVに引き込まれる。
出演者：秋里夢女子（みのりゆめこ）、あまい夢からすきってして（渕丹ちや、苺宮のん、久世ぬぬ、千愛ももこ）、どりーむぷらねっと（ミミ、じぴ、みゃ、にのんたうるす）
●イベント概要
・タイトル：【メタのみ特別会】DMレンジャーズオフ会 in 金沢
・開催日時：7月25日（金）18:00〜22:00
・開催場所：REDSUN
（石川県金沢市片町1丁目3-9）
・チケット代：一般 2000円、学生1000円
＊2ドリンクチケット＋軽食付き
＊「#メタのみ」をつけてのSNSへの投稿をお願いしております
＊学生チケットをお求めの方は学生証をご提示ください
＊20歳未満も入場可能ですが年齢確認を致します
・定員：200名
・主催：PANORA（株式会社パノラプロ）
・協力：大丸松坂屋百貨店
・Twitterハッシュタグ：#メタのみ
・制作協力：株式会社ハイボール
●関連リンク
・チケット販売ページ