花依よるは&EchoVerse運営インタビュー 大丸松坂屋百貨店が挑む、VTuberという新しいクリエイターとの共創【PR】

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【初配信】花依よるはです!歌います!【 
#新人VTuber 】

「花のように寄り添う『歌』を、あなたに届けたい」

VTuber事務所「EchoVerse」(エコーバース)に所属する花依(はなより)よるはは、9月27日20時よりYouTubeにて初配信を行う。

内容は歌。事前にショートや動画を何本か披露しているのだが、未見の方はまずチェックしてほしい。「これが新人!?」と驚く力強さ。そして「もっとこの声を聴いてみたい」と思わせる説得力。初配信はそれが生で聴ける貴重な機会になるわけで、ぜひ見逃さずに参加しておくべし。

本記事では、そんなよるはさんと、彼女と共に新しいものを作ろうとしているEchoVerse運営・春田真里奈さんにインタビュー。オーディションの話や、よるはさんがデビューするにあたって準備していたこと、これからの目標など根掘り葉掘りお話しいただいた。

ちなみにEchoVerseでは所属タレントについて、「所属クリエイター」と呼んでいるそうだ。百貨店という異業種である大丸松坂屋百貨店が、なぜVTuberを運営するのかという話は以前のインタビューでも語っていただいたが、このクリエイターと呼ぶことにも深い意味が込められている。その背景をぜひ知ってほしい。


江戸時代からクリエイターと共創してきた大丸松坂屋百貨店

──デビュー直前、今の率直な気持ちをお聞かせください。

よるは(敬称略、以下同) 素直に嬉しいですね。ついに……という感じで、「どうなっちゃうの!?」っていうのを楽しんでいるような感覚です。いろんな感情が渦巻いています。

 
──春田さんは運営側でその前のオーディションからずっと準備されてきました。

春田 めちゃくちゃ嬉しいです。ようやく花依よるはの魅力をお届けできるなというところと、花依さんと同じように楽しみ。これからどんな配信をして、視聴者の皆様とどんな夢を叶えていくことができるのかとワクワクしています。

 
──そもそも、よるはさんがこのオーディションに応募したきっかけは?

よるは 人生の転機のようなものを感じつつ、どうせなら転機を自分で作ってみたいと思い始めたときに、たまたま広告でオーディションの告知を見ました。VTuberはやってみたいことのひとつでもあったので、ダメもとじゃないですけど、ちょっと応募してみようかなってチャレンジしたんです。

 
──勢いがスゴいです! そもそもオーディション自体、どんな感じだったのでしょうか?

春田 今回、EchoVerseを立ち上げて初のオーディションということもあり、一体どれだけの方に興味を持っていただけるかが一番心配でした。でも、実際募集したところ300名近くの方、それも本当に才能のある方々に多数ご応募いただき、すごく悩むといううれしい悲鳴を上げることになりました。そして熱意あるご応募に私たちも真剣に向き合うため、審査の過程では一人一人に対してEchoVerseのプロジェクト説明を行いました。

 
──めちゃくちゃ丁寧ですね!

春田 私たちがこのプロジェクトに本気で取り組みたかったことと、活動者としての人生をお預かりすることになるためです。運営チームでも応募者の未来について真剣に議論をしていて、「この方だったらこんな伸び方があるんじゃないか」と議論しながら、時間をかけて審査していった流れがあります。

 
──最終的によるはさんを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

春田 たくさんある中で3つだけ紹介しますと、まず1つ目は、声の魅力です。話し声も、歌声も、魔法のような力を感じるほどに素晴らしいです。聞く人の感情に寄り添い、しみ込んでくる温かい声なんですよね。審査の過程で初めて会話した時も、じわっとしみ込んできて胸が熱くなる感覚でした。視聴者の皆様にも、トークでも歌声で、癒しや熱い気持ちをお届けできると考えました。

2つ目が、クリエイターとしての姿勢が素晴らしいところです。歌はもちろん、それ以外のところでも。表現全般に対して真摯で、言葉の端々から受け手のことを考えている気持ちが伝わってきました。

3つ目は、プロジェクトへの共感と、そのチャレンジ精神です。ゼロからスタートするプロジェクトと共に進みたい、色々なことに挑戦していきたいという気持ちが伝わってきたので、共に歩むことを決めました

 
──そもそも百貨店である大丸松坂屋百貨店が、VTuber事業に取り組むことになったことにどんな背景があったのでしょうか。

春田 コロナ禍を経て、弊社は「過度に店舗に依存しすぎないビジネスの開発」を進めてきました。2021年より取り組んできたTikTokなどのSNSのクリエイティブ・コンサルティングなどを行うインフルエンサー事業や、2023年より取り組んできたVRChat向け3Dアバターの制作販売を行うメタバース事業が、その一つです。インフルエンサー事業とメタバース事業においても、VTuberに注目していた状況があり、私たちのこれまで培ってきた土壌を生かしてVTuber事業にも取り組むことを決めました。

また、弊社は江戸時代の創業からずっとクリエイターとともに歩んできたという歴史があります。呉服の職人や、絵画のアーティストなど、国内外の様々なクリエイターさんと一緒に文化を創造し続けてきました。

VTuberというステージにも、タレントやイラストレーター、モデラーをはじめとする クリエイターたちの情熱や技術、そして多くのサポーターと築きあげた温かな文化 が詰まっています。 その場所でクリエイターさんたちと一緒に面白いものを作って、その面白さが反響し、連鎖して広がってほしいという思いで「EchoVerse」と名付けてプジェクトを立ち上げた経緯があります。

 
──百貨店とVTuber、意外な組み合わせと思いきや、ずっと昔からクリエイターと共創してきたその最先端にある事業なんですね! そんなプロジェクトにおいて、よるはさんがオーディションに選ばれたときはどう感じましたか?

よるは 「本当に私でいいのですか?」です。私、ほんと自己肯定感が地底人なので、どうしても最初そう思ってしまいました。でもそのオーディションのときに伝えてもらったプロジェクトのお話だったり、オーディションの募集記事のインタビューなどから熱量を感じて、今は楽しみながらその期待に最大限応えれたらいいなという気持ちでいっぱいです。それが一番いいものができる要素のひとつですし、この人たちについて行ったら、楽しくていいものを作れそうって思いました。


経験ゼロから動画編集に飛び込むほどのチャレンジ精神

──デビューまでの期間、これからどんな活動をしていこう話をされましたか?

春田 そうですね。活動方針3箇条を花依さんとの初回のミーティングにてお話ししました。

1つ目は、「VTuberだからこそ叶えられる面白い夢を描く」。面白いことにチャレンジして仲間を集めて行きます。

2つ目が、「広く大きなところへ進んでいく」。VTuberは大きなひとつのジャンルで、そのシーンで活躍することはとても素晴らしいことですが、その枠組みを飛び越えて様々なカルチャーやジャンルのアーティストさんと一緒に挑戦して新しい世界を目指していきます。

3つ目は、「長く愛される存在へ」。たくさんの方にとって人生の宝になってほしいという想いがあります。視聴者の皆様には、視聴した時間や応援いただいた日々を宝物だと感じていただけたら嬉しいです。そして、関わっていただいたクリエイターのみなさまにも、花依よるは本人にとってもこの活動が自分の宝だと思ってもらえるプロジェクトにしたいです。

 
──想いが強いです。それを受けて、よるはさんはどう思われました?

よるは 私がVTuberやるんだったら……という夢がバッチリまとめられていて本当に嬉しかったのと、クリエイターとして実践する側としても、自分たちが面白かったり楽しかったりするものを作りながら新しい場所を目指すというのは理想としていることでした。そんなひたむきな姿勢が、VTuber業界で先行している方々や、今隣にいる方だったり、後ろに続く人たちに伝わって、愛されていけばいいなって思っています。

 
──いい話だ……。以前のインタビューで春田さんは青春時代に「ニコニコ動画」にハマっていたとおっしゃっていましたが、そうした「好き」の話なども会話を重ねたのでしょうか?

春田 はい。ニコニコ動画についても花依さんと話しましたね。花依さんが作ってきた「歌ってみた」の希望曲リストに、すこっぷさんの「指切り」という曲が入っていて、「この人、本当にニコニコを見ていたんだ」と思いました。

よるは 流行ってる時期に、もう「厨」がつくほど見てたので(笑)

 
──懐かしい(笑)。デビュー前の会話というと、ほかにもよるはさんのビジュアルについてこだわって話されたりしましたか?

春田 そうですね。ビジュアルについては、イラストレーターの森倉円先生にご担当いただきました。森倉先生には、花依さんの2つの面をお伝えしていたんです。ひとつが優しさとか柔らかさで、もうひとつは信念があり、筋が通っているところ。その両軸がある人物だということをお伝えして、お仕立てしていただきました。

 
──と言われると、あらかじめデザインがあったのではなく、よるはさん本人のイメージを知った上で「こういう風にしてほしい」と森倉先生にお願いしたということでしょうか?

春田 そうです。花依さんと会話をしながら人となりを吸収して、森倉先生に依頼させていただきました。

よるは VTuberさんですと、あらかじめデザインができてるってパターンがよくあって、そんな感じかなと思っていたんですけど、まさか私の人間性というか、春田さんのフィルターを通した私の人物像がこんなにきれいな感じに出力していただいて、恐れおののきました。

 
──めちゃくちゃ丁寧な作り方です。見た目がブレザー服で学生っぽいというのにも理由がありますか?

春田 花依さん本人のチャレンジ精神を表現しています。一見、声も優しく落ち着いていて、新しいことに挑戦するのに億劫な方なのかなと思いきや、意外とグイグイ色々飛び込んでいく気質がある。そのエネルギーを表現するために、学生さんの姿にしました。

 
──全体的に色が青系っていうのは何か意味があったりされるんですか?

春田 そうですね。色についても、ご本人の優しさやセンスがあるということを森倉先生にお伝えして、この色を選んでいただきました。先生の感性ですね。一方で絆創膏を含めたアクセサリーなど、花依さん本人のリクエストを反映しているところもあります。

 
──右膝の絆創膏、気になります(笑)

よるは 絆創膏のことを「ばんそこえーど」って呼んでいるエピソード拾ってもらって。

春田 ケガに貼るイメージから、人を癒す存在になりたい、という花依さんの夢も表しています。

 
──というと「推しマーク」も絆創膏だったりするんですか?

春田 推しマークは違って、クラゲと葉っぱです。

 
──なぜ!?

よるは 髪の毛のシルエットがクラゲっぽくないですか、というので私が決めました。葉っぱは、よるはの「は」で……諸説あるかもしれません(笑)

 
──諸説! そんなよるはさんについて、自分自身で「ここ見て!」という自己アピールをお聞かせください。

よるは まずビジュから行ってもいいですか? 特にお気に入りなのが、瞳のきれいな色合いっていうのと、白ブレザーっていうのもあんまり見ないなって思ってそれもおしゃれで好きだなって思ってます。

 
──(笑)。性格では?

よるは 一度気になったり、楽しそうだなって思ったことには、結構夢中になっちゃうところは昔からそうです。「チャレンジングオタク」を名乗らせていただいてるぐらい挑戦好きで、この人見てても飽きないなーっていうのを目指していきたい。こんな感じでふわふわなしゃべりですけど、意外と変なところ真面目だったりするんでそのギャップをお楽しみいただければと思ってます。

 
──スゴい(笑)。春田さんからみての彼女の「推しポイント」は?

春田 今の「チャレンジングオタク」みたいな語彙力が推しポイントです(笑)。そして、一人のクリエイターとして尊敬しています。夢中になってものづくりに取り組める才能が素晴らしく、最近でいえば6本の「歌ってみた」ショート動画も花依さん本人が作ったんです。

 
──えっ、ご本人が編集してるんですか?

春田 そうなんです。しかも、動画編集はほぼ初挑戦のはずですが、試作を重ねるごとに技術が上がっていくのがわかって、ご自身で夢中になって調べて、技術を自分のものにしていったんだなと感じました。

 
──本当に動画編集を今までやったことがない感じだったのですか?

よるは はい、全然やったことないです。歌は収録できるんですけど動画は初めてで、でも苦戦しながらもいじってると楽しくなってきて、こだわり始めたら止まらなかったです。いっぱい調べました。

 
──何かに凝るのが好きって感じでしょうか?

よるは 確かに凝り性です。より良いものを見てもらいたいからバージョンアップしなきゃって。ほめられると伸びるタイプで、みなさん優しい言葉でフィードバックくれるので、よかったところは残しつつ、自分で微妙だなって思ったところはバージョンアップしてたらああなりました。

 
──誰かに頼んでも、誰も文句言わないと思いますが……!

よるは それはそうとも思いますし、なんなら最初は思っていたタイプの人間かもしれないのですが、でもいじってみたら、これは沼だ…ってなって。毎日いじって研究してます。

 
──スゴい。内面についての話で、尊敬している人や、憧れてる人、影響を受けた人などはいますか?

よるは 母。母はめっちゃ尊敬してますね。あとは友達。この二つは定番だと思って。言うか言うまいか迷ったんですけど。

 
──母!

よるは 自分にないものを持ってたりだとかで、本当マジリスペクトです。友達も別にそんな多いわけじゃなくて少数精鋭派なんですけど、本当にあこがれというか尊敬できる人達ばっかりだなって実感します。恵まれているのではないかって思いますね。

 
──お母さんの「自分にないもの?」とは具体的に何でしょうか

よるは コミュ力……?ほぼ女手一つで私という存在を育て上げてくれたところもありますし、ちょっとこうひねくれた時期もありましたけども、友達のようでありお姉ちゃんのようであり母でありみたいな。お母さんは大事にしたほうがいいです。

 
──おっしゃる通りです……。アーティストやシンガーなどではいらっしゃいますか?

よるは Perfumeの3人です。ずっと尊敬してたしファンで、生きざまが本当にかっこいい。ライブでも思い出しかなくて、例えばPTAのコーナーが大好きで、キャッキャキャッキャ言っちゃうんです。

 
──自分もそういう風な存在になりたいみたいな思いもあったりって感じでしょうか?

よるは Perfumeの掟っていうのがあるんですけど、その存在を知った時に、掟かぁ自分に課そうって思って生き方の指標になってます。初志貫徹しようだったりとか、いいものを作るために、過程大事にしようとか。教えてもらうことがたくさんありました。


夢は大きく、アリーナでライブ!

──挑戦というキーワードもありましたが、最後に今後、成し遂げていきたい目標をお聞かせください。

春田 特技の歌を起点に、活動内容、活動場所、様々な方とのコラボなど、活躍の場を広げていきたいと考えています。

よるは 歌を評価していただいてるのもあって中心にしつつ、様々な表現活動に積極的にチャレンジしていきたいです。VTuber・花依よるはにしかできないことっていうのを探して実践しつつ、その世界を広げていくところに力を入れていきたいです。

 
──歌で言うと、VTuberにとってオリジナル曲は大きな存在だと思いますが、そうした憧れもありますか?

よるは 実現したらいいなって思います。

春田 そうですね。まずは歌ってみたや、歌枠配信に取り組んでいきます。

 
──この先輩とコラボしたい! という願いはあったりされますか?

よるは まだ勉強中で、明確なことは恐れ多くて言えないんですけど、もちろん歌が魅力のVTuberさんは研究してて、何人か補足してますので、このド新人から狙われてるかもしれないので気をつけてください……!

 
──(笑)。ライブをやりたいなっていう気持ちはありますかね?

よるは もちろんやりたいです。最終的にはアリーナ行きたい。夢は大きく!

 
──EchoVerse全体としてはどんなことに挑戦していきたいですか?

春田 2つありまして、1つはEchoVerseプロジェクト自体の充実。もう1つは、プロジェクトの外への広がりを目指すことです。

1つ目のEchoVerseプロジェクトの充実としては、花依さんにVTuberとしても活躍してほしいし、VTuberジャンルを飛び越えた様々なことにもチャレンジしてほしい。それが実現できるくらい、一緒に歩み、成長していきたいです。あとは花依さんの仲間、後輩がいつかデビューして、事務所としても充実できればと考えています。

2つ目の外への広がりとしては、EchoVerseのキャッチコピーとして掲げている「クリエイターとあなたの共鳴は、新たな未来を描きだす」の実現を目指します。視聴者の皆様にワクワクする未来をお届けするのはもちろんのこと、花依さんの活動や作品によって、クリエイターの方々に「一緒に面白いものを作りたい」と思っていただけたら嬉しいです。

その影響力が世界や未来に届いて、例えば海外のクリエイター仲間ができたり、自分たちの関与しないところでも影響を受けて新たな面白いものが生まれていったら嬉しい。そして将来、「花依さんに影響を受けて、自分もクリエイターを目指す」という方が現れたら嬉しいですね。

よるは 夢は大きく、広い世界に行けるようにクリエイターとして努力を怠らないようにしたいです。そういう姿を視聴者さんとかいろんな方に向けて見せて、みんなでハッピーになれれば一番いいなって思ってます。EchoVerseさんのキャッチコピーに乗っかって……いえ、それを体現できるように生きていきますので、ぜひVTuber活動にご注目ください。


(提供:大丸松坂屋百貨店)

 
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