角川ドワンゴ学園 N高等学校およびS高等学校は、6月10日より、VR技術を活用した新しい学び方である「普通科プレミアム」において、米PlusOne, Inc. が提供するVR英会話トレーニングソフト「Smart Tutor」(スマート・チューター)オリジナルスクリプト搭載版を導入すると発表した。
スマート・チューターは、VR空間上の人物「Holosapiens」(ホロ・サピエンス)と英語で会話をしながら、コミュニケーション力を高めるVRソフトウェア。ホロ・サピエンスに搭載されている人工知能(AI)が、利用者の発音や話す速度、アイコンタクト、姿勢のポジティブさなどのコミュニケーションレベルを評価し、スコアで表示。この分析を基にして英会話の弱点克服などの練習ができる。
今回発表したオリジナルスクリプト搭載版には、ドワンゴが開発した高校生向けの12種類の会話文が搭載されている。オリジナルスクリプト搭載版のソフトウェアはOculus Quest向けのアプリ配信システムを介して、普通科プレミアムの生徒向けに配布され、生徒は追加の費用を支払うことなく利用できる。