中野、初オリジナル曲の「FAKE TYPE.」制作を発表 3D化クラファン達成記念

8月15日、個人で活動しているVTuberの中野が音楽ユニット「FAKE TYPE.」によるオリジナル楽曲の制作決定を発表した。各種ストリーミングサービスでの音楽配信を予定している。7月30日より行っている中野の3D化クラウドファンディングの目標達成を記念したもの。

🎉中野3D化CF追加発表🎉

トップハムハット狂 × DYES IWASAKIユニット『FAKE TYPE.』様より、中野の初オリジナル楽曲を提供していただける事が決定しました！！！

大好きな方々に自分の曲を制作してもらえる上にそれを歌えるなんて光栄すぎて震える

お楽しみに〜〜！！！！ pic.twitter.com/xgd3hXOpYI
— 中野 (@Nakano_dvl) August 15, 2021

中野は昨年10月に二人組でデビューしたVTuberで、12月より単独となり活動をリニューアル。実は知り合いだった兎鞠まりとのコラボ動画が話題となりブレイクし、最近では就職活動やストーカー体験など過去の体験を話す動画が話題となり新たに注目されている。デビュー以来現在まで2Dモデルで活動している。

中野が7月30日より行っているクラウドファンディングは、現在のビジュアルおよび3Dオリジナル新衣装の2つの3Dモデルの制作を目的としたもの。活動の幅を広げる3D化は中野の以前からの目標で、250万円を目標金額として30日21時より開始したが十数分で達成、開始1週間で約700万円を集めた。

ここから中野初のオリジナル楽曲の制作を先日動画で報告しており、今回はその詳細となる。今後も追加の発表や新たなストレッチゴールの設定を準備しているとのこと。

中野のオリジナル曲を制作する「FAKE TYPE.」はトップハムハット狂とDYES IWASAKIによる音楽ユニット。2013年に始動、一時活動休止したが2020年より活動再開している。2021年2月にアルバム「FAKE LAND」を発売、これを記念したライブツアーを2021年4月より7月にかけて全国4箇所で開催した。VTuberへの楽曲提供ではさえきやひろの「ほねっこぱれーど」や、杏戸ゆげの2周年記念配信でオリジナル楽曲制作を発表した例がある。

個人で活動するVTuber等が3D化するためのクラウドファンディングはこれまで複数例があり、目標金額を越えて高額の支援を得た例としては聖女れりあ（約755万円）や久遠たま（約631万円）が挙げられる。中野のクラウドファンディングの支援金額は現在722万円を越えており、これらと並ぶ事例となっている。

本クラウドファンディングの募集は10月29日まで予定されている。