シャニマス・シーズ&コメティックライブ1日目 緋田美琴が体調不良で途中離脱するも七草にちか達の奮闘でステージを続ける

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2025年1月11日(土)、立川ステージガーデンにて、283プロダクションのユニット「SHHis」(シーズ:七草にちかさん、緋田美琴さん)と「CoMETIK」(コメティック:斑鳩ルカさん、鈴木羽那さん、郁田はるきさん)によるライブ「283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal]」の1日目昼公演である[never;1]と、夜公演である[odd;2]が開催された。

本公演は1月12日(日)にも開催されるが、本稿では1月11日に開催された両公演について速報として取り上げる。

*「アイドルマスター シャイニーカラーズ」の舞台となるアイドル事務所

[never;1] ・ [odd;2] とも、シーズ、コメティック各ユニットの楽曲と5名のメンバーのソロ曲、283プロのアイドル全員が歌唱する「全体曲」が披露された。

コメティックは鈴木さんのソロ曲「無垢」、郁田さんのソロ曲「夢模様キャンバス」で挟む形でユニット曲を披露。

鈴木羽那さん 「無垢」
郁田はるきさん 「夢模様キャンバス」

「くだらないや」「平行線の美学」「ハナムケのハナタバ」と、センターメンバーを変えることでテイストが異なるコメティックらしい楽曲を歌唱した。

コメティック 「くだらないや」
コメティック 「ハナムケのハナタバ」

アンコールでは、舞台上に大きくせりあがるステージの上で、斑鳩さんが283プロ所属前からのソロ楽曲「神様は死んだ、って」で会場を熱狂させ、そのままの勢いでユニット曲「Heads or Tails?」「無自覚アプリオリ」をコメティックの3名で披露した。

斑鳩ルカさん 「神様は死んだ、って」
コメティック  「Heads or Tails?」

シーズは、 七草にちかさんの「フェアリーガール」( [never;1] )、緋田美琴さん 「Look up to the sky」( [odd;2] )といったソロ曲の後、途中インターバルを入れながらも「Happier」「After Run」「OH MY GOD」「Monochromatic」「Fly and Fly」「Bouncy Girl」「White Story」とデュオ曲を7連続で披露。

七草にちかさん 「フェアリーガール」
緋田美琴さん 「Look up to the sky」
シーズ  「Happier」
シーズ  「OH MY GOD」

[never;1] ではMCで緋田さんは「私はこれ以上があると思っているの」とあくなき向上心を宣言しつつ、これからもシーズを見守っていてほしいと発言。それに対し七草さんは立て続けにパフォーマンスをしたことについて「かなりきつかったというのが本音」と前置きしつつも「これからも頑張らないとです」と言い、緋田さんに食らいつく意気込みを示した。実際、これまで見てきた2名のパフォーマンスは息のあったものであった。

トラブルがあったのは [odd;2] のシーズパート、7曲連続アクトのインターバルの直後。七草さんの「美琴さん!」との声が響く中、「Fly and Fly」のイントロが流れたが、2つのスポットライトがステージを照らすも、本来せり上がってくるはずの2人の姿はなかった。

その後、公演の一時休止のアナウンスが流れ、観客は動揺しつつも、2名を応援するための拍手も湧き起こった。

スタッフブースでもステージ裏との調整する姿が見られる中、公演再開のアナウンスが館内に流れた。そしてステージにせり上がってきたのは七草さん1人。緋田さんと共にパフォーマンスするはずであった「Fly and Fly」を七草さん1人で披露した。

シーズ  「Fly and Fly」 ( [never;1] )
シーズ  「Fly and Fly」 ( [odd;2] )

その後、本来ないはずのMCパートで七草さんの口から、緋田さんの体調が優れないため、スタッフとの協議の上大事をとってこの後の出演を見合わせるという事情説明が行われた。自らを「シーズのバラエティ担当」「ちょっとうまくない方」と自虐的に呼称し来場者に心配させないように明るく振る舞いつつ、「私以外にシーズと美琴さんのステージは守れないんで」と、 [odd;2] のシーズ楽曲の披露を1人でやり抜くことを宣言した。

そして、「Bouncy Girl」「White Story」と彼女のソロ曲「フェアリー・ガール」を、時折息を切らしながらも観客のコールによる応援を得て、(MCで「火事場の馬鹿力」と言っていたくらい)血気迫る勢いでやり切った。

シーズ  「Bouncy Girl」( [odd;2] )
シーズ  「White Story」 ( [odd;2] )

その後郁田さんから、緋田さんは意識はあるが大事をとって本日のこの後の出演を控える旨あらためて説明があり、 [never;1] では5人で歌唱した「愛なView」「星の声」を4人で披露。

シーズ&コメティック  「愛なView」 ( [odd;2] )
シーズ&コメティック  「星の声 」 ( [odd;2] )

アンコールパート最後の「C’mon! Join Us」も、新人である鈴木さんと郁田さんが精一杯のパフォーマンスで、来場客を大いに盛り上げていた。

鈴木さん・郁田さん  「C’mon! Join Us」
鈴木さん・郁田さん  「C’mon! Join Us」

283プロに所属する前から緋田さんを知る斑鳩さんは、アンコールパートのMCで「ステージは降りねえ」とつぶやき、どういう状況であったとしてもライブを続ける意思を表明。鈴木さん、郁田さんとともにコメティックとして、楽曲の世界観を体現する映像演出をバックに、ユニット曲のパフォーマンスを決めた。なお、予定された歌唱が終わると斑鳩さんは挨拶もなく退場していった。

斑鳩ルカさん 「神様は死んだ、って」
コメティック 「無自覚アプリオリ」

なお関係者によると、検査の結果緋田さんに大きな異常はなく、過労であったとのこと。1月12日のライブは昼公演である [or;3] では大事をとっては曲目を絞って出演、夜公演である[even;4]に関しては、[or;3]の状況を見て判断する(1月12日10時時点)とのことだ。

1月12日の公演はこちらの記事でレポートしている。

●[never;1] セットリスト

  1. 無垢
  2. くだらないや
  3. 平行線の美学
  4. ハナムケのハナタバ
  5. 夢模様キャンバス
  6. フェアリー・ガール
  7. Happier
  8. After Run
  9. OH MY GOD
  10. Monochromatic
  11. Fly and Fly
  12. Bouncy Girl
  13. White Story
  14. Look up to the sky
  15. 星の声
  16. 愛なView

*アンコール

  1. 神様は死んだ、って
  2. Heads or Tails?
  3. 無自覚アプリオリ
  4. C’mon! Join Us


●[odd;2] セットリスト

  1. 夢模様キャンバス
  2. くだらないや
  3. 平行線の美学
  4. ハナムケのハナタバ
  5. 無垢
  6. Look up to the sky
  7. Happier
  8. After Run
  9. OH MY GOD
  10. Monochromatic
  11. Fly and Fly
  12. Bouncy Girl
  13. White Story
  14. フェアリー・ガール
  15. 愛なView
  16. 星の声

*アンコール

  1. 神様は死んだ、って
  2. Heads or Tails?
  3. 無自覚アプリオリ
  4. C’mon! Join Us


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(TEXT by tabata hideki) 


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