バーチャル・リアルの4劇団が合同でオンライン演劇を配信 「カオスネット演劇祭」9/19開催

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カオスネット演劇祭実行委員は、VTuberとリアルの演劇団体とのコラボ公演となる「カオスネット演劇祭」を9月19日21時よりYouTubeにて開演すると発表した(配信URL)。

VTuberの劇団から「仮想演劇集団Soul Side Stage」と「声劇団トロイメライ」の2組、リアルの劇団から「INAGO-DX」「シャカ力」(しゃかりき)の2組の合計4組が参加して、それぞれの特色を生かした演劇を公演する。さらに各団体から役者を募集して、バーチャルとリアルが混ざった新しい舞台を同時上演する。演目は以下の通り。

●演目(上映順)
「第三文明 9月19日」
 仮想演劇集団Soul Side Stage
・脚本・演出:じーえふママ
・出演:まつりぴ、葦原ヨミ、針禰津澪、黒井ユウリ

「ゾンビになったオギエくん」
 INAGO-DX
・作・演出:武田宣裕
・出演:山田健太、オギエ博覧会
・舞台監督:奈地田愛
・制作:宮川愉可

「腐っているがそうじゃない」
 声劇団トロイメライ
・脚本:クロガネバジル
・出演:黒須やひろ、海野あおい、黒咲天成、二季春夏、愛守ノユリ

「元男の子」
 シャカカ
・脚本・演出:行正忠義
・出演:行正忠義、中野コナン

「Selection time」
 団体コラボ演劇
・脚本・演出:メイロー
・出演:行正忠義、オギエ博覧会、藤堂エミル、上野桃香

 
●仮想演劇集団Soul Side Stage

本格的な演劇をネットを通じて講演することを目的に2018年12月結成。役者はVTuberのみで、裏方にはイラストレーターや脚本家なども含めて14名が所属。

生の演技にこだわり、一つの作品に大して2〜10回(1回あたり1〜2時間)の稽古を行って公演に臨んでいる。動きの少ないVTuberのみの演劇をカバーするため、「みつき君」が手掛けた多くの挿絵を使用。今年1月の長編公演「千秋万古の鎮魂歌」では200枚近くの挿絵を1時間半の舞台で公開した。2019年10月の「みつき挿絵目集」では、実際の舞台でVTuberと役者が共演する取り組みも行った。
https://tamashinoseigeki.wixsite.com/soulsidestage

 
●声劇団トロイメライ

2019年1月5日始動。個性が強すぎる7人のVTuberが「私たちも楽しんで、みている人も楽しませたい」をモットーに毎月生配信で声劇をお届けしている。演技は素人だが、持ち前の仲の良さとお互い補い合うことで、息の合った声劇をみせている。VTuberの個人グループとしては、結成から1年半と比較的歴が長い。まだまだ成長し、より多くの人を「楽しませたい」と考えている。ニコニコ超会議やVティーク掲載、リアルイベント参加実績のあるVTuberも所属している。
https://twitter.com/vtraumerei

 
●INAGO-DX

男優だらけの演劇ユニットとして2006年に始動。「三ツ星シェフが作る最高級スナック菓子」を合言葉に、広島を拠点に県内外でオリジナル作品の上映を展開。男優を支える女性スタッフ陣が表舞台に立つ内部ユニット「オナゴDX」も不定期かつ艶やかに活動中。第1回、第2回中国ブロック劇王(優勝)、第二代四国劇王。
https://twitter.com/dx_inago

 
●シャカ力

2010年10月結成。第1回神奈川かもめ短編演劇祭にて「演出賞」受賞。四国劇王IV、Vで優勝し、四国劇王初の二連覇を達成。四国劇王VIIにて再び優勝し、現四国劇王。「人が笑う理由は様々。観客全員に笑いを届けたい」というう代表のポリシーの下、しゃかりきに活動を続けている。上演作品は古典劇からコントまでジャンルを問わず行い、「お芝居って面白い」という人を一人でも多く増やしたいと日々しゃかりきに企んでいる。次世代への演劇普及のために「0歳からの音楽コンサート」へ出演するなど、高知県内各地でお芝居を通じて高知のまちづくり活動にも精力的に取り組む。
https://syakariki-kochi001.amebaownd.com

 
 
●関連リンク
公式ページ