KAMITSUBAKI STUDIO/PHENOMENON RECORD所属のバーチャルシンガー・幸祜(ここ)が、2025年5月14日に「KAMITSUBAKI WARS 2025 神椿新宿戦線 幸祜 3rd ONE-MAN LIVE『PLAYER III』」を開催した(アーカイブ)。
活動を一時的に休止していた幸祜だが、約8ヵ月の休止期間のあとに活動再開となるシングルをリリースし、4月23日にはセカンドアルバム「prayer2」を発売し、この日のライブは満を持しての復活ライブとなったのだ。
彼女のパフォーマンスを心待ちにしていたファンが会場に詰めかけ、会場となったZepp Shinjukuは満員御礼状態。復帰を心待ちにした観衆を前にして、幸祜は見事なパフォーマンスで応えてみせた。ダブルギター編成の攻撃的なロックアンサンブルのパワーを受け取り、絶唱した夜を追いかけてみよう。
定刻通りに始まった「PLAYER III」。透明な実験用の水槽のなかで浮かぶ幸祜、さまざまな計測が画面に現れていく。場面が変わると地面に横たわっていた幸祜は、起き上がって周囲を見渡す。
そんな彼女のもとに空から鉱石が降りてくる。触れたその瞬間、水槽のなかで眠っていた幸祜が目覚め、水槽の外へと抜け出し、都会の空の下へ。かつて彼女がデビューしたときと同じように、近未来を感じさせる都会のなか、星空のもとにふたたび舞い戻ったのだ。
そのままどのようなスタートを切るのかと期待を胸にしていたところ、1曲目に歌い始めたのは「始まりの銃声」。これまでのライブでも何度か1曲目やラストに歌われてきたこの曲が、文字通り”始まり”の大役を背負って披露される。
「お待たせぇー!!!!」と観客に向けて挨拶して歌い出すと、体を大きく揺らしながら歌声を発していく。黒い革ジャン、黒いショートスカート、黒いスパッツに黒いブーツ。加えて毛先にかけて青くグラデーションがかかった黒目のロングヘアーというtype-3rd “Spica” の出で立ちは、この日はイメージ以上に大きなオーラを纏っていた。
あの日の残像 その衝動 今も胸に
君と共に眼前の世界へと
ずっと遠方 機を待って 狙い定め
指に掛けた引き金撃ち落とせ欺瞞を
息を深く吸い込んで 今打ち鳴らせ
始まりの銃声を
「『PLAYER III』始まりました!。今日は全部ぶつけていってください!いけるかZeppーー!?」
会場を一声で煽ると、歓声とともに紫と青色のペンライトが大きく振られていく。2曲目は「ミラージュコード」、よりパフォーマンスにもエンジンが掛かっていく。
バンド編成は合計5人。ベース、ドラムス、鍵盤に加えてダブルギターが並んだことが、この日のライブで大きなメッセージとなっていた。KAMITSUBAKI STUDIOのライブでも少し珍しいダブルギター編成ということで、ロック由来のハード&ラウドな一面が終始この日のライブを引っ張っていくことになる。
ダブルギターのギターリフとバッキングはそれだけで”圧”があるわけだが、そんな”圧”に負けないパワーを幸祜のボーカルも存在感を発していく。トーン・強弱の付け方をうまくコントロールしながら歌っていき、むしろラウドなギターサウンドにうまく乗っかっていくかのよう。
「強欲」「the last bullet」とつづく3曲目、4曲目では、ギターリフとバスドラの刻みにペンライトを持っているはずの観客がクラップし、「オイ!オイ!オイ!」と一体となって声が上がっていく。
特に「the last bullet」ではメロディを軽くハミングするようにして歌ったところから楽曲が始まり、重心の低いギターサウンドとクールな声色のボーカルがバッチリとハマったパフォーマンスをみせてくれた。一気呵成なライブパフォーマンスで観客を一気に盛り上げただけでなく、幸祜とバンド隊は早くもギアが温まったようだった。
「観測者のみんな!? こんびんはー!」(会場から「こんびんはー!」の返事)
「待ちに待った『PLAYER III』がやってきました。序盤から爆速で汗びっちょびちょにさせる気満々のセットリストを組んできました。最後まで全力で、汗びっちょびちょの、筋肉痛ぐっちゃぐちゃの、それくらい楽しみましょう!」
ステージの真ん中から会場に向けて声を掛ける幸祜の第一声は、この日のライブを思いっきり楽しもうという高い熱量と、一切の憂いない明るさを感じさせてくれた。
「Lullaby」「閃光の彼方」と続くと、先程までのロックな勢いから少し変わり、ギターサウンドがすこし引っ込み、鍵盤の音色がメロウな音色を輝かせ、ダンサブルなグルーヴやよりグッと重心の低いアンサンブルへとシフト。
特に「閃光の彼方」では、リズムの裏をくっている細やかなリズムパターンと変化にあわせた楽器隊の演奏、アクセントの強弱も見事だが、それらアンサンブルに合わせてボーカルをしていく幸祜も素晴らしい。
その横では、タブルギターを務める岡田安未と伊藤雅景の2人はお互いを見合いながらギターを弾きまくり、ベースの岩瀬良介もときおり声を荒げているかのように気合いをこめた表情で演奏していく。
穏やかなイントロからスピーディな曲展開へ移り、その盛り上がりのままスッと曲がクライマックスを迎えると、すこし遅れて歓声と拍手が湧くという状況。さきほどまで大いに歓声をあげていた観客たちが見惚れてしまうほどのパフォーマンスであった。
7曲目「bliss」では、ググッとリズムを落とし、微細に揺れる感情をファルセットも織り交ぜながら、か弱さや繊細さをその声に宿していく。鍵盤の音色やダブルギターそれぞれのフレーズも相まって、幸祜はより感傷的かつメロウなフィーリングを会場に広げていった。
「3曲聞いていただきました。『Lullaby』はライブ初披露の曲だったんですけどどうでしたか?」
ニコリと笑って尋ねる幸祜、その問いにZepp Shinjukuは歓声で応える。観客と会話を試みるなかで「みなさんは晩ご飯食べましたか? なに食べたの? え? マーボーほうぇあ・・・?」と和やかな笑顔を見せている。その表情には緊張の色は一切感じられない。
不透明な私を纏い いつの日変われると信じてた
わかんないよ マニュアルも無い
何故か零れた涙
幸祜のアカペラと鍵盤のやさしい音色から始まり、そこにバンド隊がドンと演奏を重ねてスタートした「わたしを纏う」。自分のエゴや在り方が揺らいでいるという感覚を言葉にしたこの曲、そこに蠢くセンメンタルさや激しさを保ったまま、幸祜は疾走していく。
「もっと声出るよ! オイ! オイ! オイ! オイ!」と会場を煽り、ハンドクラップを求めるのは、この曲が発する胎動についてこれてないと感じているからだろうか?
端的に言おう、このあとの「在処」「僕は願うことを辞めたんだ」では、より幸祜とバンド隊はアグレッシブなパフォーマンスをみせた。幸祜は大きく体を動かし、ダンスをしつつ歌っていく。
「僕は願うことを辞めたんだ」ではギターがステージ前方へと出てきて、「もっと来い!」と言わんばかりに会場を煽り、幸祜は「暴れろ新宿――!!!」とシャウトアウト。ダンスや振り付けなどで会場を魅了するのではなく、ステージの左右に歩いて勢いで横に飛んでは大声で叫ぶ、衝動に満ちた空間へと変化していった。
KAMITSUBAKI STUDIOのライブはロック寄りな毛色が強いが、バンドメンバーがこういった姿を見せることはなかったと記憶しているし、そもそもVTuberが主体のライブで、ライブのサポートメンバーであるバンド隊の一員がこうも前に出てきて、客を煽ったり、なんならVTuberよりも目立ってしまうシーンが出てくるとは、集まったファンも驚いただろう。
とはいえ、こういったボーカルよりもほかメンバーが目立つようなシーンはロックバンド関係のライブならよく見られるシーンでもあるし、音楽好きが多そうなKAMITSUBAKI STUDIOのファンにとってもよく見たことのある(見慣れている)シーンかもしれない。そんなファンへの信頼や期待にこたえようと感じられたシーンであったし、「わたしはロックシンガーである」ことを印象付けるハイライトの一つだったと思う。
そんな前のめりな勢いでつづいたパフォーマンスが終わると、5人のバンドメンバーはいったんステージを退場。幸祜1人が残された。
「バンドメンバーがいってしまった……ということは? ここからはダンスナンバーゾーンだ! Zepp Shinjukuをクラブにしちゃうぞぉ! みんなお水大丈夫ー? じゃあこの曲を!」
気持ちの昂りをそのままに、次のパートへ。幸祜の衣装がガラリと変わり、通常よりも青みがかったロングヘアーを束ね、白い上着、ジーパン柄のショートパンツと黒パンツがベルトで紐づいた変形ズボン、青いソールが目を惹くブーツ。スポーティ&テック風な衣装であるtype-real “Betelgeuse”へ衣装チェンジした。
歪んだベースサウンドと軽やかなシンセサウンドがあるエレクトロポップな「MiMi Cry」、シンセベース(ワウベース)の特徴的なダンスポップ「ClimBinge」と、立て続けに歌い踊っていく。スタイリッシュな出で立ちでクールにダンス&シングしていく幸祜だが、つい数分前までギターサウンドにプッシュされながら情動を爆発させていた人物とは思えないほど、律した動きで観客を魅了していく。
青~青緑の照明とサーチライトをミラーボールが乱反射し、一気にクラブ空間に。Zepp Shinjukuがこの瞬間だけZERO TOKYOへと変わってしまったようだ。
2曲続けてのパフォーマンスでMCの時間へと移る。おもむろに水を飲もうと思い立ったところ「みんな?乾杯する?」と会場に聞き、幸祜・観客・バンド隊の全員で水分補給。type-real “Betelgeuse”を会場みんなに見てもらったあと、「ここからスペシャルゲストを呼んでお届けします!」とアナウンスをする。
すると幸祜は衣装をチェンジ、合わせて音楽同位体・狐子がステージに登場した。歓声があがるなかで理芽とのコラボ楽曲「素的」が始まる。V.W.Pにおける派生曲としてリリースされた曲だが、この場面では幸祜と狐子とが交わる場となった。
しかも原曲「素的」をパーフェクトに表現できる陣容がこの日は揃っている。ダブルギターは単音のギターフレーズを噛み合わせ、まるでキラリと輝くタペストリーを編んでいく。2人のボーカルが噛み合って響くハーモニーは、より重層的かつ複雑に、立体的な響きとなっていった。
バンドアンサンブルが一気に音を集めてシューゲイザーのような轟音へ、そこからスッと音がなくなり、2人のボーカルが響き合う美しい瞬間にたどり着く。ポストロック、シューゲイザー、グランジ、そういったオルタナティブロックの方程式で組まれた黄金比を、そのまま体現するライブパフォーマンスは見事であった。
8分刻まれるグリグリなベースラインで引っ張っていくロック曲「歯車」も歌い、「飛べぇー!!」という煽りに歓声とともに盛り上がっていくZepp Shinjuku。「今回は2人のスペシャルデュエット! どうでしたか? 私の声から生まれた音楽的同位体だから、もちろん歌声の相性はバッチリ、だったよね?」そんなふうに観客に聞くと、自然と拍手と歓声がステージへと飛んでいく。
一呼吸置いて幸祜は、「幕張のときは助けてくれてありがとう」と切り出した。2024年6月に持病の悪化からライブ活動や歌手活動を一時的にストップすると発表、自身のソロワンマンライブも延期する運びになっていたわけだが、10月には出演予定であったV.W.P 2nd ONE-MAN LIVE「現象II(再)」や「ANISAMA V神 2024」などの出演をキャンセルも発表したのだ。
そんな幸祜の窮地を救ったのが、何を隠そう音楽同位体・狐子であった。幕張で開催された「現象II(再)」のライブを見させてもらったが、本人不在を感じさせぬようにと奮闘していた姿は、共演したほかのメンバーはもちろん、観客の目にもしっかり記憶されていたところだろう(ライブレポート)。そんな彼女に対して、誠実な言葉とともに感謝を告げると、会場から自然と拍手が生まれた。いうまでもなくドラマティックなモーメントだった。
狐子が退場すると、ドラマティックなやり取りの尾を引くように「月時雨」を披露した。アコースティックギターの音色に導かれ、幸祜はか細い歌声を発し、より感傷的なムードは加速していく。サビになるとハッキリと明瞭な歌声へと変わり、より強く心に響いていく。
「ゲンフウケイ」「カスミソウ」と続いていったこのパートでは、心の痛みを歌うスローテンポなナンバーが揃い踏み。消え入りそうなほどの弱々しい声に始まり、胸に響かせるような太い声色、ロングトーンのなかにもフェイクを混ぜてみたりと、もはや叫びにも近いような歌唱だ。
回り回っても 結局は帰るんだろう
生き延びてまた 見たい景色のために
もうこれ以上
手放す弱さに負けないように
叫んだ僕は 過去を殺してみたかったんだ
生まれ変われるよう強さを
君とと出会えたことで
叫んだ僕は今
この場所に立ってるんだ
何度も叫ぶよ 始まる声が
恐れずに踏み出して
僕らは「終われないから」
「ゲンフウケイ」の最後にはこのような歌詞が綴られている。3曲約20分間に及ぶ一連の空気感とパフォーマンス、約1年にわたり自身のなかで渦巻いていた感情を歌声へと変換していったその様は、まさしく”絶唱”と記して良いものだった。
この日のライブでも一際に大きな山場を終えたあとは、ライブを締めていくのみ。
「ライブに来たら盛り上がらないとね。今日いちばん大きな声を聞かせて!!!」
そう会場を煽り、バンド隊も楽器の音を一気に盛り上げる。そのまま楽曲へ……すぐに入らず、幸祜は「まだ声を出せるでしょ?」といわんばかりに観客の方を見つめる。バンドメンバーもステージの前にでてきて、観客をあおり、もっと声を出せ!とばかりに訴える。
そのままバンドメンバーを紹介し、「ANTINOMY」へ。赤い照明が会場を一気に染め上げ、ドラムビートとギターリフがふたたびテンションをアゲていく。アグレッシブなバンド演奏とともに歌い終えると、黒をベースにしたtype-3rd “Spica” は白銀色をベースにしたtype-3rd “Eclipse Spica”へと衣装チェンジ。キラキラと光沢が輝くようなデザインに目がいってしまうなかで「白昼夢」を披露した。
「最後の曲ですが! そのままスマホ出して撮影してもオッケーです! そのまま! いっくぞーー!」
薄紫色の照明が会場を照らすなか、ダンサブルなビートに乗って観客が体を揺らしていく。ラブソングの体裁を取っているが、この曲は孤独に苛まれる人たちを抱きしめようとする歌でもある。
宵闇に見放されても
白昼に集う孤独を 抱きしめよう
飾らなくても
花束を背に隠して
君の帰りを待っているよ
曖昧にしないで 会いたいを聞かせて
原曲に封じ込められていたメッセージは、この日集まったファンに向けられた言葉となって響く。パフォーマンスを終えたあとは、「みんなにサプライズだぞー!」という幸祜の声とともに、バンドメンバーがグッズを観客へと投げ、ステージを後にしたのだった。
アンコール!というおなじみの合いの手ではなく、「幸祜ス!」という彼女の愛称でアンコールを求める観客たち。メンバーが戻ってきての1曲は「Abstractions Void」からだ。
ベースの印象的なフレーズから曲が始まると、サビに入るとスラップを多用したベースラインにダブルギターによるギターカッティングが一気に絡んでいく。赤い照明を一身にうけながら、キレのあるバンドアンサンブルとともに幸祜はバチッとキメてみせた。
「次の曲は、幼い頃を思い出す曲です。最高の景色にしたいので、みなさんペンライトの色をオレンジ色にしてもらっていいですか?(続々とオレンジ色へ)ありがとうございます。では聞いて下さい、『オレンジ』」
ここで新曲「オレンジ」を初めて披露した。ここで歌われるオレンジとは、夕暮れの日差しであることは間違いない。センチメンタルさというよりも追憶やノスタルジーのフィーリングが強く、それはまるで独白のように聞こえてくる。バンドメンバー全員がコーラスに加わり、徐々に熱っぽくメッセージをぶつけていく。
心が導く方へ
自分自身を追い越したくて
胸を張れることがほしくて
君に褒めてほしくて
未完成で甘酸っぱいような
このオレンジの中に まだいたいな
直後のMCでは、これまでの活動や活動休止中の胸中などを振り返り、長めに話をしていく。涙は決して流さず、悲観的な言葉もニュアンスも漏れないように努めた言葉は、真摯かつ誠実なものとして観客に届いただろう。
この日最後の楽曲は、復帰後最初のシングル曲となった「むすんでひらいて」だ。情感たっぷりにボーカルを取っていく幸祜、歌い終えると名残惜しいのかステージから中々降りようとせず、「サービスタイム!パシャッ!」とポージングを披露するなど、観客に満面の笑みを見せ続けていた。
このランマンライブで伝えたことは、感謝です
ありがとう!
待っててくれて、本当にありがとう!
最後のMCでは万感の想いを込め、このような話しをしていた。
自身の心の中にしっかりと溜め込んでいた感情を、衒いなくまっすぐに届けていくを何よりも重視したのだろう。この日のライブでは、ヒネリなくドストレートに伝える曲が印象的に映えていたように感じた。嬉しいときは嬉しいと、楽しいときは楽しいと、悲しいときは悲しいと、まっすぐに伝えていくことの図太さや力強さを確かに感じられるライブだった、といえばいいだろうか。
ダブルギターという編成によって生まれるパワフルなロックサウンドや華やかなステージ演出とともに、これまでに綴ってきたメッセージ、本来刻まれていたエモーショナルな一面を観客へとぶつけていく。
音程が多少ズレようが、息がすこし続かなかろうが、ダンスの振付を細かくミスっていようが、もはや関係ない。クールに整った一面と衝動的な荒々しさも含めながら、彼女の誠心誠意なスタンスを感じとれた。
感情を力いっぱいにぶち当てながら、それでも笑顔を絶やさず、涙は見せずに絶唱したこの日の夜は、今後彼女のキャリアにとっても忘れられない一夜になっただろう。
●セットリスト
01.始まりの銃声
02.ミラージュコード
03.強欲
04.the last bullet
05.Lullaby
06.閃光の彼方
07.bliss
08.私を纏う
09.在処
10.僕は願うことをやめたんだ
11.MiMi Cry
12.ClimBinge
13.素的(幸祜 feat.狐子)
14.歯車(幸祜 feat.狐子)
15.月時雨
16.ゲンフウケイ
17.カスミソウ
18.ANTINOMY
19.白昼夢
*アンコール
EN1.Abstractions Void
EN2.オレンジ
EN3.むすんでひらいて
(TEXT by 草野虹)
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