
誰もがスマホ一つで「なってみたかった姿」になり、配信者デビューできるVライブコミュニケーションアプリ「IRIAM」(イリアム)。
友人の紹介をきっかけに始めたIRIAMで、全15段階あるIRIAMのコミュニティーランクを駆け上がり、わずか6か月半で最高ランクのS3に到達。その座を1年3か月以上もキープし続けている大人気ライバーの龍月マヤ(たつきまや)さん。
その人気の秘密は、初めて話す相手であっても、あっと言う間に笑顔にしてしまう抜群のトーク力。2023年8月29日から始まったIRIAMでのライバー活動を振り返ってもらった今回のインタビューも、自然と笑い声の絶えない時間となっていった。
*本インタビューは、「PANORA特集記事掲載権」イベントの1位入賞者に贈られた記事です
IRIAMはリスナーとコミュニケーションを取りやすい
──PANORAでの特集記事掲載権がかかった今回のイベントに参加した理由を教えてください。
龍月(敬称略、以下同) 僕、これまでに雑誌やポスターなどの掲載は経験があるんですけど、ネットで記事になったことはなくて……。面白そうだし、自分も載ってみたいなと思って参加させていただきました。最初は入賞狙いだったのですが、1位になったらこのロングインタビューにも出られると聞いて。リスナー様が、すごく頑張って応援してくれました。だから、1位になれたときは、すごく嬉しかったですね。こうやってインタビューを受けるのも初めてです。
──龍月さんは、他にも数多くのイベントで入賞されています。イベントの時、特に意識していることがあれば教えてください。
龍月 イベントに入賞できているのは、全部、リスナー様のおかげ。僕は、何もすごいことはしていないんです。ただ、イベントに限ったことではないですが、枠の雰囲気は、けっこう意識しています。僕自身、リス活(リスナー活動)をしている時にも思うのですが、初めての人がちょっと入りづらい雰囲気の枠ってありますよね。だから、なるべく誰でも楽しめそうな話題も提供するようにしています。配信者である以上、来てもらった人、みんなを楽しませたいので。そして、龍月マヤを応援したいと思ってくれる人が、一人でも増えたら嬉しいです。
──龍月さんは、2023年8月29日にIRIAMデビューをしていますが、IRIAMでライバーを始めることになった経緯を教えてください。
龍月 元々、今、所属している事務所(ALucana)に友達が所属していて、「今度、IRIAMってアプリで配信を始めるんだよね」って話を聞いたんです。IRIAMのことはよく分かっていなかったんですけど、配信者には興味があったし、僕もやってみようかなって。それで、事務所に入って、すぐにデビューすることになりました。
──最初は、軽い気持ちで始めたのですね。
龍月 はい。めちゃくちゃ気軽に始めました(笑)。元々、VTuberさんの配信もけっこう観ていたので。「このアプリで僕にもやれるの? じゃあ、やってみるか」みたいな感じでした。
──デビューから約1年10ヵ月が過ぎましたが、IRIAMでのライバー活動の魅力、楽しさを教えてください。
龍月 IRIAMって、コメントにラグがないんですよ。だから、リアルで話している時と同じテンポ感でリスナー様とコミュニケーションが取りやすくて。スマホの画面越しでありながらも距離感を近く感じられるのは、IRIAMのすごく楽しいところで、僕は好きですね。リスナー様目線で言えば、コメントを拾ってもらいやすいです。
僕の可哀想なところを観たいっていうリスナーが多い
──龍月さんは、普段、どのような内容の配信を行っているのですか?
龍月 IRIAMは、ゲームとか他の画面を映せないから、基本的には雑談がメインです。あと、ランク制度やイベントがあるので、ギフトをいただく配信の日と、そうでは無い配信の日があるんですけど。ギフトをいただく日は、IRIAM内での定番企画をやったりすることが多いですね。
──定番企画というと、どんなものがあるのですか?
龍月 例えば、このギフトが飛んだら、何かをしなくてはいけない、みたいな罰ゲーム的な企画ですね。僕のリスナー様は、女性の方が多いんですけど、僕のことを男として格好良くて好きだと思ってくれている人は、基本いなくて(笑)。「ワンチャン、●なないかな」くらいのことを思っている人が多いから、そういった企画をやることが多いですね(笑)。
──ひどい(笑)
龍月 なんでこんな企画をやったんだろうと一番思ったのは、「ライトフォグ」っていうライブステージみたいなエフェクトのギフトが飛んでいる間、足つぼマットの上で、ずっと「ハッピーシンセサイザー」を踊るという企画です。足の裏に穴が開くかと思うほど痛くて、泣きました(笑)。
──リスナーさんは、龍月さんを痛がらせるためにギフトを投げるのですか?
龍月 そうです、そうです。僕の可哀想なところを観たいっていうリスナー様が多いんですよ(笑)。ギフトが飛んでる間、ずっと空気椅子する企画もやりましたね。
──かなり身体を張っていますね(笑)。
龍月 特定のギフトが飛んだら、反復横跳びをするって企画もやりました。この企画も画面は、ずっと変わらないので、リスナー様からすれば、僕がひたすら「1! 2! 3! 4!」とか数えているだけ。全然、面白さは伝わらないはずなんですけど、けっこう盛り上がりました(笑)
──リスナーさんは、声だけで反復横跳びする龍月さんの姿を想像して、楽しんでいたのですね。
龍月 そうだと思います。でも、実家暮らしなので、カラオケに行って、ちゃんと全力でやっていました(笑)。そんな距離感が近いからこそできるノリもあります。学校の昼休みに、たまたま誰かの席の周りでベラベラと喋ってたら、昼休み終わっちゃったみたいな。そんな雰囲気で配信を楽しんでもらえたら良いなと思っています。特に、毎日(20時から)の定時枠は、そうですね。
──では、ギフトをもらわなくても大丈夫な配信では、どのような配信をしているのですか?
龍月 基本、雑談が多いです。僕は、ギフトをいただかない配信も楽しんでもらいたいと思っていて。大喜利とか、ネットニュースからトークテーマを拾って話したりとかします。
──今回のPANORAとのコラボイベントは、「アニメ好きライバー大集合!」というテーマだったのですが、アニメの話をすることもあるのですか?
龍月 けっこうあります。ただ、僕、アニメも大好きなんですけど、漫画の方がもっと好きで、漫画の話も多いですね。
──龍月さん一推しの漫画を教えてください。
龍月 昔、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた「SKET DANCE」(スケットダンス)です。10年以上前には、アニメにもなりました。アニメも面白いのですがもっともっと面白い展開がそのあとにたくさんあるので、原作は読んでないという方はぜひ読んで欲しいです!
今なら最古参 数年後にデカい顔ができますよ
──先ほど、FPSが好きだと仰っていましたが、どんなゲームが好きなのですか?
龍月 「Apex(Apex Legends)」や「オーバーウォッチ」、「VALORANT」とかですね。「Apex」は5000時間ぐらいプレーしていました。
──すごいですね。配信で「Apex」をやったりはしないのですか?
龍月 IRIAMだとゲーム画面が見せられないし、難しいんですよね。それに、今はIRIAMに全力だから、しばらく「Apex」もやれてないんですよ。
――今後の目標などがあれば、教えてください。
龍月 いつか大きなステージでリスナー様とお会いしたいです。今はまだIRIAMという配信媒体でしかお会いすることができないけれど、もっと大きな舞台で、ちゃんと生でリスナー様を見て、リスナー様の前で元気づけられる存在になれたらなっていうのが夢ではありますね。
──今年の1月には、IRIAM初のオフラインイベント「IRIAM Anniversary Project ミライト」も開催されました。次回開催は、まだ発表されてないようですが、チャンスはありそうですね。
龍月 もし来年も開催されるなら、僕、あのイベントの司会を狙っているんですよ。
──以前、このインタビューに登場していただいたライバーさんも同じことを仰っていました。
龍月 え! どなたですか?
──エクセルイルカさんです。
龍月 めちゃめちゃすごいライバーさんじゃないですか! 1月のイベントにも出られていましたよね。
──出演されていましたね。最後にこのインタビューで初めて龍月さんのことを知ったという読者に向けてメッセージをいただけますか?
龍月 今なら、まだ最古参です。今から推しておけば、数年後にデカい顔ができますよ(笑)。
──ライバー活動を始めたときは軽い気持ちだったと仰っていましたが、今は、数年先のことも考えているのですね。
龍月 はい。今、IRIAMのライバーを全力でやっているし、モチベーションの塊です。ランクやイベントの入賞などで評価してもらえることもあるんですけれど、最初にも言いましたが、ランクやイベントで良い成績を残せた時って、すごいのは僕では無くて、たくさん応援してギフトも投げてくれるリスナー様なんですよね。100%、完全にそう思っています。でも、毎日継続して配信活動を続けていること自体は、ライバーがすごいってことになる。やっぱり、僕は、みんなにライバーとしてすごいと思われたいし、すごいライバーでありたいから、これからも毎日、末永く活動を続けていきます。だから、ぜひ今から推して、僕の最古参になってください。
(提供:IRIAM)