ホロライブを運営しているカバー株式会社は、2025年6月18日に「当社所属タレントに対する権利侵害行為への対応状況について」としてアナウンスメントを発表した。
「ホロライブプロダクション」に対する誹謗中傷を行なっていた人物を特定し、虚偽の画像を投稿していた人物やライブ会場を爆破すると予告する人物にたいし、いずれの事案においても示談が成立したことを報告した。
当社所属タレントに対する権利侵害行為への対応状況について:https://cover-corp.com/news/detail/20250618-01
今回の報告では複数の誹謗中傷の対応を明かしており、いずれにおいても「対象者の発信者情報の開示請求が裁判所に認められ、対象者との間で、自身が行った権利侵害を謝罪し、損害賠償として金銭を支払い、また今後同様の行為をしないことを保証する旨の示談が成立いたしました」としており、すべてのケースでいったんの解決をみたことを報告している。
・不適切な行為をしているとの虚偽の事実の投稿
・契約解除されたとの虚偽の画像の投稿
・取引先を中傷しているとの虚偽の画像の投稿
・ライブ会場の爆破予告
公式サイト内ではこのような事例・事案があったことをあげ、対応したことを報告。
・タレントの名誉を毀損する行為
・殺害予告・ストーカー行為等の攻撃的行為
・タレントのプライバシーを侵害する行為
・偽情報の拡散や「荒らし」などのタレントの活動を妨害する行為
さらに上記のような行為を固く禁じ、「これらの行為は、タレントに深刻な影響を及ぼし、活動の継続を困難にさせます。」としている。
2022年12月からANYCOLORと誹謗中傷行為等の根絶に向けた連携体制の構築するなど、誹謗中傷行為に対して厳しく対応してきたカバー社は、今後も同様に民事・刑事の両面から追及していくとしている。