メチャ軽VRゴーグル「Bigscreen Beyond 2」と未発売のVRグローブ「EOZ Immersive Glove」を体験!【TGS2025】

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9月25〜28日、幕張メッセにてゲームの祭典「東京ゲームショウ2025」が開催している。10ホールには毎年恒例の「AR/VRコーナー」が設けられており関連企業が出展していた。

そのAR/VRコーナーのIntoFree/N7R (EOZ)ブースでは、出荷が始まったVRゴーグル「Bigscreen Beyond 2」や、未発売のVR用グローブ「EOZ Immersive Glove」の体験を行っていた。

軽い・広い・鮮明! ウワサの新型PC VRゴーグル「Bigscreen Beyond 2」をレビュー


Bigscreen Beyond 2

米BigscreenのVRゴーグル「Bigscreen Beyond 2」。メタバースのひとつである「VRChat」とコラボした紫カラーのモデルも展示していた
体験機会がかなり限られているためか2日目のビジネスデーでも行列ができていた。足と腰にトラッカーの「Tundra Tracker」を装着し、全身を使ってより正確にアバターを動かせるいわゆる「フルトラ」(フルボディートラッキング)の状態で試せた。両手のコントローラーはValve Indexコントローラーになる
装着してまず感じるのは、107gという重量。例えばiPhone 17が177gだが、スマートフォンよりも軽いわけだ。PC向けのVRで有線接続なので、現主流である一体型のVRゴーグルと単純比較はできないが、それでも長時間装着しても首が疲れなさそうなのは大きな魅力だ
「ヨシ!」のポーズも再現できちゃう! そうフルトラならね


EOZ Immersive Glove

EOZ Immersive Glove。手の甲に別途、Tundra Trackerを装着して空間における位置情報を取得する
EOZは写真のようなトラッカー向けのストラップメーカーというイメージが強かったが、伏兵として(?)VR向けグローブも開発していたのだ
ポイントは、曲げセンサーではなく、慣性計測ユニット(IMU)を採用しているところ
指先や第二関節にIMUがありどれだけ指が曲がったかを計算する
パーの状態から……
グーに変えたり
チョキに変えたりと、手の動きをアバター側に反映可能だ
価格は250〜280ドルで、年内の発売を目指しているとのこと

(TEXT by Minoru Hirota

 
 
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