小田急電鉄とNTTドコモは5日、XRを用いた新宿の新たなまちづくりに関する協業契約の締結を発表した。デジタルと現実世界が融合した未来の街を実現すべく、18日よりXR技術によってデジタル情報やコンテンツを表現す「る「XRシティ SHINJUKU」に取り組む。
会場は、新宿中央公園、新宿サザンテラス、小田急百貨店を含む新宿東口、西口、南口を中心としたエリアとなり、各会場にて、現実空間と連動したデジタル演出を体験できる。体験コンテンツは、小田急電鉄とドコモ、curiosity、KAKUSINのほか、パートナー企業とともに提供する。
具体的には、専用アプリ「XR Collection & Museum」をインストールしたスマートフォンを体験空間にかざすことで体験できるファッションショーやアート鑑賞会を開催する。「XR Wonder Park」による、バーチャルキャラクターとともに新宿の街中を回遊できるコンテンツの提供、「code name: WIZARD Episode 1魔導書の謎と六匹の妖精」では、空間コンピューティングデバイス「Magic Leap 1」を活用した謎解きゲームも実施する。
そのほかdポイント・d払い加盟店とその他のパートナー企業と協力し、スマホARを活用した謎解きや、有名キャラクターによるARを活用したクーポン券の提供などをトライアルで提供する。
今回の協業契約及び「XRシティ SHINJUKU」について、小田急電鉄とドコモは、「デジタルテクノロジーを活用したまちづくりを通じて、街の楽しみ方を進化させ、街の価値をさらに高めるサービスの創出をめざしてまいります。」とコメントしている。
(TEXT by Shuto Uchimura)
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