星街すいせい、「Studio STELLAR」設立インタビュー 「クイズ大好きなのでクイズ番組に出たい!」

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ホロライブ/Studio STELLAR所属のバーチャルアイドル・星街すいせいが、3月23日に個人事務所「Studio STELLAR」設立にあわせたメディア説明会を開催した。

フリーアナウンサーの藤井貴彦氏との対談形式で進んだメディア説明会には、多くのメディアが集まり、その姿・会話を捉えたわけだが、その後の個別インタビューにPANORAも参加。短いあいだながらも彼女本人から新たな言葉を引き出すことに成功した。

その目論見、夢、スタンスは以前から大きく変わること無く、拡大を広げていく。そんなイメージを彼女とのインタビューで感じることができた。今回はその一部始終を詰め込み、お届けしたいと思う。

バーチャルアイドル・星街すいせい記者発表会レポート 「個人事務所は私がやりたいことを実現するための秘密基地」 【ほぼ全文おこし】


「新たなアイドルとして幅を広げていけたらいいな」

──ライターの草野虹と申します。 共同記者会見と同じ質問がいくつかあるかとおもいますがご容赦ください

星街 はい!よろしくお願いします。


──まず、 今回、事務所名が「Studio STELLAR」というお名前ですが、その由来を教えていただけますか。

星街 めっちゃくちゃ悩んで! 本当に「Studio STELLAR」が一番最初の候補には上がってたんです。「ステラ」という言葉が候補にまずあがっていて、「”ステラ”か、まぁいいよね」「でもヒネってもいいのかな?」といろいろ考えたんですけど、 自分の楽曲でいろいろな思いが込められている「Stellar Stellar」という楽曲 、 自分の代表曲でもあるし、私のことを「Stellar Stellar」で知ってくださった方もいっぱいいらっしゃると思うので、最後にはこれでいこうと決めました。 この「ステラ」っていう言葉が持つ意味や言葉の重みみたいなものが、結局一番今の私に合うのかなって。そこにカッコよく”スタジオ”でもつけるか~とみたいな感じで(笑)。「Studio STELLAR」 という事務所名になりました。


──とてもカッコイイ事務所名だと思います(笑)

星街 やった! ありがとうございます。


──個人事務所を設立した上で、きっかけというより、振り返って「ターニングポイントだったな」と思える出来事があれば教えてください。

星街  きっかけみたいなものがはっきりあった感じではないんです。でも、ターニングポイントを挙げるとしたら、武道館が叶うことが決定したときだったかなと思います。自分が7年に渡って掲げてた夢だったので、「これが叶うっていうことは、綺麗に終わっちゃうな」っていう思うところもあって、「じゃあ次をちゃんと考えなきゃな」と動いたことが、ターニングポイントになると思います。


──今回の設立に向けて、相談したり助言をしてくれた方がいらっしゃるかと思います。どのような声をかけてくれましたか?

星街 この計画自体、かなり極秘で進めていたものなんです。なので進めているあいだはホロライブのメンバーたちにも相談することはできませんでした。

でも、先程もあげた武道館の夢が叶うというタイミングで、「次に私はどうしたらいい?」「こういう形ってアリなのかな?」といろいろ相談をしていて、そのときにみんなから、「すいちゃんのやりたいようにやった方がいい」「今の勢いを殺さないやり方を模索していってほしい」「とにかくこれよりもグレードアップするために、いろいろな挑戦をしていってほしい」みたいな言葉を本当に頂いていて、その言葉に背中を押されば部分はあったと思います。


──今回発表されたときに、いくつか気になった点がありまして、その中のひとつが”独立”という言葉を使わなかったことです。このVTuberのシーンでは”独立”という言葉は大きな意味を持って受け取られることが多く、”卒業”と同じくらいインパクトをもつ言葉だと思っています。”独立”という言葉を使っていない、使わなかった理由、または意識されていたかをお聞きしたいです。

星街 意識している部分はありました。 “独立”という言葉を使うことも考えたんですけど、 ネガティブに捉えられる可能性があったりしますよね。カバーさんとの関係性は変わりつつも、想いみたいなものは結局一緒だし。今までのつながりは保ったままだよ、安心してほしいな、みたいなところがあったので、ポンッ!と飛び出すような”独立”という言葉より、個人事務所設立のほうがいいかなと。いろいろな方と相談して決まりました。


──実際にまだホロライブに在籍されて活動を続けるわけですしね。

星街 そうですね。


──その中で、SNSを見ると「これまでの活動から大きな変化があるんじゃないか?」という不安の声もあります。以前所属していたイノナカミュージックとをつなげて考えて不安になっているファンもいます。そういった方に向けて、なにか特別な言葉をいただけると嬉しいです。

星街  常日頃から私が言っているのが、「私自身は変わらないようにしている」っていうこと。そこに関してはずっと言っているし、そういうことを体現していっていると私は思っています。なので、私がやりたいこと、私が楽しいと思うことを私らしく追い求めていきたいと思ってますし、そこに”星詠み”たちが楽しめるものや応援したいと思わせるようなものが出てくると期待していてもらえば、すごく嬉しいです。


──ありがとうございます、それとは逆になんですが、今回の個人事務所の設立によってこれまでとここが違うぞ!というのを、具体的に例を上げつつ教えていただけると嬉しいです。

星街 まずグッズ展開の部分で、 今まではホロライブさんのECサイトとかで出ていたと思うんですけど、そこが変わります。 「Studio STELLAR」名義でグッズが出るようになるので、ホロライブのECサイトで出ることは減ることになると思っています。そして今後告知されているライブですけど、こちらの制作も「Studio STELLAR」チームでやっていこうと思っていて、そこも変わる部分になるとお見負います。


──ありがとうございます。先日の配信を見ていて思ったんですが、「年齢が~」とか「髪の毛の色~」ということをおっしゃられることがありますよね?もしかして何か変わったりすることがあるんでしょうか?

星街 それって「19歳になりたい!ってずっと言ってるんだよね」とか、以前配信で「イメチェンで黒髪にしてみようかな」って話されたことから派生したお話ですか?


──はい。その通りです(笑)

星街 うわ~、どうなんだろう。今後のスタッフさんとの話し合いや協議次第になると思います。 今までよりスピーディーに、自由度を高くいろんなことをやっていきたいなとは思っているので、今までできなかったようなことが、もしかしたら変わったりとかはするのかもしれないですね。


──なるほど。あくまで仮のお話ですけど、「こういう衣装にしたい」と伝えていてNGとなっていた衣装があったとして、今回個人事務所になったことも含めてオッケーになる……そういう可能性があるという理解であってますか?

星街 そういうのも含めて、今後の協議次第でアリになるかもしれませんし、変わらないかもしれないですね。


──少し個人的なお話も加味して質問させていただくのですが、自分は以前書籍「VTuber学」という書籍において、「VTuberのエンターテイメント性を考える」という章を書かせてもらいました。その後いくつかのVTuberに関する取材のなかで、「VTuberではなくバーチャルタレントという言葉の方が、今後のバーチャルを使った活動者の人にとって重要じゃないか」という視点を持って取材をさせてもらっています。同書が発売されて数ヵ月後に、星街さんが「バーチャルアイドル」と口上を変えるという話をされていて、とても興味深く、自分の書いていたこととどこかシンクロするようだという共感を勝手に抱いてて、そのうえで今日お話をさせてもらっています。その中で根本のお話なのですが、デビューしてから現在まで”アイドル”という言葉を星街さんがこだわっている、掲げていらっしゃる、その理由をうかがってもよろしいでしょうか?

星街 今ではアーティストと呼ばれることも多いですし、そう呼ばれることは嫌な訳ではないです。でも 、一番最初に自分がなりたいと思ったもの、掲げていたもの、追い求めていたビジョンみたいなものがアイドルだったんです。私には好きな2次元のアイドルの子たちがいて、彼女らをめざして最初に始めたというところもあり、これからも大事にしていきたいなと思っています。

あと、「アイドル」って音楽だけじゃなくていろんなことをやるじゃないですか? 体を張ってバラエティ企画に参加する側面を持ち合わせているひとたち。私も一つの枠にとらわれるつもりっていうのはあまりないし、本当に本当にいろんなことに挑戦できる存在っていうのが、もしかしたらアイドルなのかなって。そういう私個人のアイドル理念や像みたいなものがあって。それを自分で今後体現していって……こういう形のアイドルは少ないかも知れないですけど、新たなアイドルとして幅を広げていけたらいいなと思います。


──なるほど、ありがとうございます。話を基に戻してみると、個人事務所「Studio STELLAR」は、音楽リリースやライブ、東京ドームでのライブ開催に向けて活動していくという意味合いもあって立ち上げられましたが、今のお話をきいて音楽以外の活動も活発になるのかなと思ったんですが、その点いかがでしょう?

星街 できればテレビ番組に出たいんです。バラエティ番組とか、私、クイズ大好きなのでクイズ番組に出たいんです。今後出られればいいなと思っています。


──クイズの得意なタレントさんと一緒に共演したりとか

星街 そう! まだこれは願望ですけどね。


──ありがとうございます。最後にこれを読んでいる読者さんに向けてメッセージをお願いします。

星街 今後とも私は私らしく,自分が楽しいと思えることを追い求めて頑張っていきますので皆さんも変わらぬ応援をしていただけますと本当に嬉しいです。これからも、Studio STELLARの星街すいせいをよろしくお願いいたします。

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(TEXT by 草野虹

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