東京・お台場で稼働中、フジテレビの人気番組「逃走中」のVRイベントを体験レポート 走りNGの攻略法はいかに……!?

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6月27日(土)から9月27日(日)、東京・お台場ダイバーシティプラザに、フジテレビの人気番組「逃走中」の世界を楽しめるVR体験イベント「逃走中リミナルワールド VR空間で逃げきれ」が登場。 VR空間の「リミナルスペース」内でスーツにサングラス姿のお馴染みのハンターたちから逃げ切るという、一度はやってみたかった体験を夏休み期間のお台場で遊べるというものだ。

VRゴーグルを着用し、決められた敷地内を歩き回るフリーローム型のVR(LBE、ロケーションベースエンタテインメントともいう)は、一部のVRファンにとどまらず、一般層からも「新感覚の体験」として注目が集まっている。その中で、人気テレビ番組のコンテンツをVR体験イベントとして楽しめるというのは、日頃、業界を追っているPANORAとしてはかなり期待!

今回、オープン直前の6月25日に先行体験してきたのでレポートする。一度のトライだったが、プレイの際の「コツ」は把握したのでハイスコアを狙う方の参考になれば嬉しい。


リミナルスペースでハンターから逃げる!……ただし、「歩き」で

テレビの逃走中というと、限られたエリアの中で出演者がハンターから逃げ回り、その逃走時間に応じて賞金が増えていくという内容だ。番組を見ていて黒サングラスに黒スーツ、無表情でどこまでも追いかけてくるハンターに恐怖を覚えた人も多いはず。

そんなテレビ版を想像すると、VR版でも逃げられるようにトレーニングしなきゃ! など、気合を入れたくなる気持ちはわかるが、重要なルールとしてなんと走ることが禁止されている。

「走らないのに逃走中?」と思うかもしれないが、その代わりに遮蔽物に隠れたりしながらハンターをやり過ごすことになる。捕まったり、走ってしまった場合は牢獄行きになるのだが、10秒ほど経つと解放される。また、ハンターに見つかっても、顔の前で手を合わせると一定時間ハンターから見えなくなり、相手の気を逸らしてやり過ごせるというステルスモードもある。

そして、プレイヤーはずっと同じ部屋で逃げ回っているわけではなく、四角い金色に囲まれたエリアに入るとリフトで上下にフロアを移動したり、ロッカーなどに隠されたボックスを探し出して床に投げれば別の部屋にワープすることが可能だ。

ハンターからずっと逃げていればルナ(ポイント)が溜まっていくが、捕まったタイミングでゼロにリセット。最後まで一度も捕まらずに逃げ切れば、高得点が狙えるというわけだ。なお、番組のように途中で自首したり、別にミッションが与えられるということはなく、最後までひたすら逃げ回るというシンプルなルールになっている。

場所は、東京・お台場のダイバーシティプラザ6階。ダイバーシティやお台場自体が観光スポットでもあるため、これから本番を迎える夏休みシーズンに向けて、屋内型アトラクションとして人気が高まりそう
同時に3人プレイが可能。受付を済ませて、手荷物をロッカーに預けてから体験時に表示されるアバターの設定をする
見た目を選んだら、表示される顔写真を撮影(スキップも可能)
8桁の数字のパスワードを決めて入力したら……
QRコードなどが印字された紙が印刷される。この紙に記載されているQRコードはプレイ後に専用端末にかざしてスコアを確認したり、後述のようにVR内で撮影した画像をダウンロードするのに利用する。その際、最初に設定したパスワードが必要になるので、最初に撮影しておくといい

事前の準備を終え、VRゴーグルを装着してプレイフィールドに入ってゲームスタート。今回の逃走中の舞台となるVR空間上のリミナルスペースにログインする。

 金色の四角に囲まれている床の上に乗ると、矢印の方向にリフトで移動して別部屋を探索できる
開けられるロッカーは取手が金色に輝いている。ハンターに見つからないように近づいて、自分の手で掴んであけてみよう
中からボックスが見つかった場合、つかんで床に投げると吸いこまれて別の部屋に移動できる(画像では金色の輪っかの左にある小箱みたいなのがボックス)

リミナルスペース内のリフトで上下に移動したり、ロッカーに隠されたボックスを使用することで、ハンターから逃げていくという体験内容になっている。基本的にはハンターを避けながらVR空間内で金色で示された場所を目指せば大丈夫だが、ハンターを見かけると、やはり「逃走中」なので、どうしても走りたくなる。

しかし、前述のように今回のルールは「走るの禁止」というだけあり、少しでも早歩きすると画面に警告が表示され、すぐに牢獄行きになってしまう。テレビ番組とは異なり、VRでは牢獄に入っても10秒程度待てばすぐに現地に復活できるし、何度捕まってもゲームオーバーにはならないが、溜まったポイントがリセットされるのは痛手だ。

セオリーとしては、ハンターが逆方向を向いているときや、柱や物陰に隠れながら移動することになる。かなり「かくれんぼ」に近い。ここで焦りは禁物。なるべくハンターがいない時や後ろを向いているタイミングを狙ってリフトやロッカーに向かおうとすると、頭では「走るの禁止」がわかっていても、ついつい「早歩き」くらいになってしまいがちだ。しかし……

早歩きレベルでも走っている判定になり、容赦なく牢獄行きに! 筆者は体験時間の半分以上を牢獄にいたのではないかと思うくらい、何度も投獄されることになった。

一時は復帰するとすぐに目の前のハンターに見つかり、即、牢獄に戻されるような状態だった。今回はPANORAの編集長である広田さんと同時に試遊していたが、筆者がハンターを引きつけている間に、広田さんがボックスを見つけて次の部屋に進むといった役割になっていった(次の部屋に吸い込まれる場合、同時にプレーしているメンバーがすべて移動になる)。

10分ほどプレイしていてようやく、ハンターに見つかって確保されるだけではなく、早歩きでも牢獄行きになることや、他グループの会話から、両手の平を合わせるいわゆるお祈りのポーズをすることで身を隠せるステルスモードの存在を思い出して試すと、何度かハンターから逃れることに成功した。

遮蔽物の多い序盤は隠れながら、廊下や死角から遭遇が多い後半は透明モードを活用しながらプレイすると良いだろうと思った。ステルスモードは、早歩きすら「走ったことによるペナルティ」に判定される厳しさの中で、VRだからこそ生まれたゲーム性だと感じた。前述のように制限時間があり、動くと透明化が解除されるというクセがあるため、高得点を目指したい方はぜひ使い方を極めて欲しい。

所定の時間が終了すると開けた空間に移動し、「逃走成功」という表示が現れた。数え切れないくらい投獄されたため「これで成功でいいのか……?」とびっくりしたが、後から話を伺ったところ、終了のタイミングで捕まった状態だと「逃走失敗」、一度もハンターに捕まらないでクリアした場合は「完全制覇」になるという。

体験者ごとのポイントが表示されると、ランクは「ノーマル」なものの、予想外の高得点にまたもや驚く。

なお、今回はPANORAにて二人で体験し、体験後に自分のスコアを参加した人たちで一緒に見ることができるのだが、一緒に体験した広田さんの方が最後に捕まったせいか、点数が低かったのはお互い意外だった。


7/1には100万円をかけたイベントも! この夏、家族でぜひ楽しんで欲しい

すでに応募は締め切られているが、ハンターに一度でも捕まらないでクリアする「完全制覇」を達成すれば100万円がもらえるチャレンジも行われるので、要注目だ!

番組でお馴染みのレバー装置や復活カード、自首用電話、手形認証装置などの展示も用意。ファンなら絶好のフォトスポットになるはず

●「逃走中リミナルワールド VR空間で逃げ切れ
・開催日:6月27日(土)〜9月27日(日)
・営業時間:平日 11:00~19:00(最終受付 18:30)
      *8月のみ10:00開始
      土日祝 10:00~20:00(最終受付 19:30)
・チケット料金(一人):大人2700円(平日)・3000円(土日祝)、18歳以下 2200円 (平日)・2500円(土日祝)、小学生(7歳以上) 1700円 (平日)・2000円 (土日祝)、ペア 5100円(平日)・5700円 (土日祝)

(TEXT by ササニシキ


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