JVCケンウッド、ヘッドマウントディスプレイ「HMD-VS1W」発売 シミュレーショントレーニング、遠隔操作用途を想定

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JVCケンウッドは16日、ヘッドマウントディスプレイ「HMD-VS1W」3月下旬から発売することを発表した。オープン価格での販売となる。


JVCケンウッドは映像機器、音響機器を中心に様々な電気機器、ソフトを製造するメーカー。また、昨年6月からは製品紹介、電子工作などを行うVTuber黒杜えれんのプロデュースも行っている(関連記事)。


同HMDでは、高精細表示機器の開発でこれまで培ってきた映像技術を活用。水平視野角120度、片目2560×1440ドット、両眼5120×1440ドットの高解像度パネルを搭載し、映像投影にはハーフミラー方式を採用している。ミラーを介して直接、映像を見るため、周辺ぼけや色ズレがなく、画素感のない自然な視野を実現するとのこと。


また、本体前面を透過するハーフミラーにより、実際の機器や計器類を目視で操作できるほか、マニュアルを見たりメモを取ったりすることなども可能。XRでのデザイン検証、自動車・フライト等の操作シミュレーターや、医用機器や重機等の遠隔操作、製造業や顧客サービス向けトレーニングなど、様々なシミュレーション用途に活用できる。


(TEXT by MASAHIRO MINAMI)

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