経済産業省は2日、渋谷で「NEW NORMAL LAB 渋谷」を渋谷駅周辺から地下鉄明治神宮前駅近くまでの地域にて開催。各会場でAI、VR、IoTなどの技術を活用したサービスや商品のデモンストレーションを行った。
本イベントは自治体や企業と協力し、技術を活用することでポスト・コロナ、ウィズ・コロナ時代における買い物や移動といった日常の課題の解決を目指したイベント。また、新型コロナウイルス感染症により生じた課題だけでなく、少子高齢化のような長期的な課題の解決に向けて活動するスタートアップ企業の取り組みを広く知ってもらうことを目標とした。
参画企業はすべてで21社。デモンストレーションには東急などを含む11社が参加した。以下にいくつかの例を紹介する。
バカンはスマホやタブレットで渋谷区役所レストルームの空き情報を表示する混雑可視化サービス「VACAN」を発表。AIやIoTを用いて、カフェやレストラン、トイレなどあらゆる空間の空席情報を確認できる社会を目指す。
タイムリープは、遠隔接客サービス「RURA」を紹介。ウェブ経由で複数ヵ所をまたいだ遠隔接客が可能。顔出しによる接客だけでなく、ロボットやバーチャルキャラクター越しでの接客も可能なシステムとなっている。
参画企業やサービスの内容などについてはこちらの公式サイトより確認できる。
(TEXT by Nagisa Ito )
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