VTuber・根間うい運営会社、沖縄「バーチャル国際通り」オープンに向けたクラウドファンディングを開始

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あしびかんぱにーは3日、国際通り商店街振興組合連合会の協力のもと、クラウドファンディング「離れていても沖縄体感!バーチャル国際通りOPEN 奇跡の1マイル再現プロジェクト」をCAMPFIREにて立ち上げたことを発表。国際通り商店街を仮想空間に再現する「バーチャル国際通り」の制作に着手した。クラウドファンディングの期間は31日までを予定している。

あしびかんぱにーは、ITとエンターテインメントを通じ、沖縄を盛り上げるための活動などをしている企業。ご当地VTuberの根間ういさんを運営・プロデュースしている。

現在、国際通り商店街は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、海外はもちろん、国内の旅行者も激減。歩いている人もまばらとなり、シャッターを下ろしたままの店も少なくない。

国際通り商店街のある場所は、かつて第二次世界大戦の沖縄戦により焼野原と化した。そこに戦後「アーニーパイル国際劇場」という映画館が作られ、その劇場を起点に現在の国際通りまで発展した歴史がある。これを、「奇跡の1マイル」と呼ぶ。

今回、あしびかんぱにーは、コロナ禍が続く中でもバーチャルで沖縄の体験やエンターテインメントに触れられる機会を創出し、かつての「奇跡の1マイル」を再現できないかと考えこのクラウドファンディングを立ち上げた。

コロナ禍で中止となってしまった沖縄の様々なイベントについても、バーチャル上で開催することで、国境を超えて楽しめるようにし、沖縄の伝統文化・伝統芸能を守りたいという想いもあるとのこと。

クラウドファンディングでは、そのリターン品として国際通り商店街厳選の沖縄物産品を設定。リターン品の詳細はプロジェクトページから確認できる。

実施スケジュールおよび資金の使い道は以下の通りとなる。

●実施スケジュール
3月3日:クラウドファンディング開始
3月31日:クラウドファンディング終了
4月中:バーチャル国際通りオープン、返礼品も順次発送

●資金の使い道
・リターン品購入および配送費
・バーチャル国際通り制作およびイベント運営費
・クラウドファンディング手数料ほか
・そのほか諸経費

(TEXT by Shuto Uchimura

●関連リンク
クラウドファンディングプロジェクトページ
あしびかんぱにー公式サイト