BitStarは16、17日、東京都渋谷にある同社本社にてVTuberのリアルイベント「わくわく!VTuberひろば Vol.2」を開催した。各日2部制で、ステージで展開するトークショウのほか、「わんおんわん」や「Vぷり」、「3Dチェキ」といったアトラクションを回遊して色々と楽しめるイベントとなっていた。今回は主に技術をからめたアトラクションを取材したのでまとめていこう。
わんおんわん
「わんおんわん」は、VRゴーグルをかぶって1分間、VTuberと同じバーチャル空間に入って会話できるというアトラクションだ。VRゴーグルを体験したことがない方には分かりにくいが、バーチャル空間に入ると360度CGに囲まれ、普段は画面越しに見ているVTuberが目の前に現れて、ハンドコントローラーを差し出してバーチャル握手をしたり、「ガチ恋」距離に近づいて会話できる。
言葉で説明すると軽くなってしまうが、生身のアイドルのリアルイベントが行う握手会などと同じく、「推し」に接近できる機会はかなり貴重だ。
●体験者・Kくんの声
VRの中とはいえ、自分と「推し」だけの空間があって、自分にだけ話しかけてくれる時間が用意されて、耳元で推しの声が聴けるのは控えめにって感動しました(エモい)
今回、七瀬タクさんとお話させて頂きましたが、イケメンが近づいてきた時点で顔を真っ赤にしてしまい「近い近い無理(尊死)」みたくなりました。(照)
第1回で音霊魂子ちゃんと対峙したときには、尊すぎて膝から崩れ落ち、床と同化していたとタクさんが仰っておりましたが、私も床と同化しそうになりました。それくらい「わんおんわん」は最強のプライベート空間です。
Vぷり
「Vプリ」は、VTuberとツーショット写真が撮れたうえ、VTuber自身がデコレーションを書き込んでくれるアトラクションだ。ディスプレーの前に座って会話しながら撮影……というのは、まさにアイドルのチェキ会と一緒の体験となる。
●体験者・Kくんの声
距離が近いと感じられるイベントは今までもありそれぞれ感動したのですが、ここまでラフに撮影が出来るのは初めてでした。リアルチェキと同様に、一緒に撮影してくれたVTuberさんが「落書き」をしてくれるのですが、とても手際がよく目の前で自分のために書いてくれていたので、「彼女がいたらこんな感じなのかな」という「ガチ恋」一歩手前でそこからは考えるのをやめました。
今回は保崎メンマさんと撮影させていただき、沢山なるとを盛られた(めちゃくちゃめんまをデコられた)ので、終わったらラーメンを食べて帰ろうと決意しました。
3Dチェキ
Vプリとは異なり、VTuberと一緒にポーズを撮ったチェキがもらえるのが「3Dチェキ」。撮影中はVTuberさんとどんなポーズをとるかなどの会話をして、親密な感覚を味わえるのが特徴だ。
●体験者・Kくんの声
事前情報なしで体験したのですが、「推し」の肩に手を回したり、ハグしたり、好きなポーズで一緒に撮影できるという今までにない新しい体験でした。しかもコミュニケーションが取れてポーズを相談したりなんてのも出来るので、とてもリアルに近いバーチャルです。
今回はリオネル陛下と撮影させて頂き、好きなアニメの話をしたりポーズの相談を出来て凄い楽しかったです。余談ですが、ハグをして撮影してもらった(厳密に言えば私は虚空をハグしていましたが)のですが、実際にそこにいないのに、確かに「居る」奇妙な感覚を感じました。私には見えなかっただけで本当はいたんでしょうか……。
オマケ:「SR確定11連ガチャ」の物販も
アトラクション以外で、技術の活用を感じたのは物販に用意していたチェキだ。タブレットを操作して、ノーマル/Sレア/SSレア/と別れた11連ガチャを引けるというのが興味深かった。
すでに12月14、15日の「わくわく!VTuberひろば Vol.3」開催を発表(ニュース記事)。さらに今回のイベントで使用したポスターのプレゼントキャンペーンを行っているのでVTuberファンはぜひ応募しておこう。
(TEXT by Minoru Hirota)
●関連リンク
・わくわく!VTuberひろば Vol.2(PassMarket)
・わくわく!VTuberひろば Vol.3(PassMarket)
・BitStar