愛知県大府市は、高齢ドライバーの運転技能の維持・向上に向けて、国立長寿医療研究センターが開発したVRによる運転技能検査と、自動車学校での安全運転講習を開始する。
愛知県大府市は、2020年4月に国立長寿医療研究センターと「高齢者の安全運転技能の維持・向上に関する研究覚書」を締結し、高齢ドライバーの運転寿命の延伸や安全運転技能の維持・向上による交通事故リスク低減を目的とした研究を支援し、運転技能評価ツールの検討や運転技能維持向上プログラムの効果検証を行った。この研究成果を活用し、高齢ドライバーの運転技能の維持・向上を目指して当事業を実施する。
<運転技能検査概要>
【タイトル】VRによる運転技能検査(プラチナ長寿健診のオプション検査)
【日時】初回:7月30日(金)10:00~15:00(※3月まで定期的に開催)
【場所】初回:大府市役所地下多目的ホール(大府市中央町5-70)
【対象】プラチナ長寿健診受診者のうち、自動車運転免許を保有している方
【定員】各回80人
【料金】無料
【内容】高齢者の事故原因に着目し、VRを用いて、安全確認や一時停止などが正しく行われているかの検査を行う(20分程度)。また、受講者に、高齢ドライバーを取り巻く環境や、運転と健康寿命の関係、日頃の運転を見直すポイントなどを解説したリーフレットを配布する。
<運転講習概要>
【タイトル】プラチナ運転講習
【場所】緑ヶ丘自動車学校または刈谷自動車学校
【対象】プラチナ長寿健診でVRによる安全運転技能検査を受けた方のうち、有効な運転免許証を保有し、現在運転している方
【定員】50人(先着順)
【料金】受講者負担金:1万円(講習料金3万円のうち、大府市が2/3を補助)
【内容】高齢ドライバーの安全運転技能向上のために開発されたプログラムによる実車教習トレーニングを実施(1日2時限×2日間)。
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