長瀬産業は、グループ会社のInkron社が「LaSAR Alliance」に参画すると発表した。
「LaSAR Alliance」は、大手半導体メーカー・STマイクロエレクトロニクス社が2020年10月に設立した、AR向けスマートグラスソリューションの開発・普及促進を目的とする団体。光学メーカー、半導体メーカー、製造装置メーカーで構成される。
Inkronは、半導体および電子デバイス向け機能性材料の開発・製造を行うフィンランドの企業。光導波路などに用いる回折光学素子（DOE）向けに、低屈折・高屈折かつナノインプリントリソグラフィー（NIL）プロセスに適したコーティング材料や、レンズ内面反射を極限まで抑えることを目的とした高屈折率黒色塗料を開発・製造している。独自の技術を生かして設計された最先端材料を提供し、同アライアンスによるARウェアラブルデバイスの開発に貢献していくという。
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