Discord、スレッド機能を追加 チャンネル内の会話がとっちらかるのを防止

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Discord社は、コミュニケーションソフト「Discord」に「スレッド」機能を追加すると発表した。

Discordは2020年の秋に、会話の流れを把握しやすくする機能として「返信」機能を搭載した。スレッドはその延長にある機能だ。スレッド機能はmacOS、Windows、Linux、iOS、Android、およびWebアプリで、8月17日までにすべてのサーバーで使えるようになる。

スレッド機能を使用すると、チャンネルのメインフィードから会話を分岐できる。スレッドを作成するには、チャンネル内に投稿されたメッセージから新しい「#」ボタンをクリックするか、チャットバーの「+」アイコンをクリックする。スレッドは独立したカラム(スプリットビュー)として表示される。また、スレッドが立ったトピックはチャンネルのリストに表示され、リストから選ぶとフルスクリーン表示される。

スレッドが投稿されると、最初の投稿後のすべての応答が個別のフィードに表示されるため、スレッド内のメンバーはメインの会話の流れと、特定のトピックに関する詳細なやり取りの両方を把握できる。また、スレッドは一定期間(デフォルトでは24時間)非アクティブになると、自動的にアーカイブされるため、チャンネル内が混乱しにくい点も特徴だ。

有料版(レベル2以上)では、特定のメンバーのみに公開できるプライベートスレッド機能や、1週間後にスレッドアーカイブを作成する機能といったオプションを利用できる。

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