カヤックアキバスタジオ、デジタルアニメ事業部を設立 AR、VR、ゲームの技術やノウハウを活用

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カヤックアキバスタジオは、次世代のCGアニメを見据えてUnity/ Unreal Engineの技術を用いたCGアニメーション映像の制作に特化したアニメ事業部の設立を発表した。

これまでカヤックグループ全体で行ってきたVR、AR、ゲームなどの開発知見を活用し、独自の研究開発を行い新たな表現を生み出していくことをミッションとして活動するという。

本分野が成長可能性のあると判断し、元グラフィニカの代表取締役・伊藤暢啓氏を顧問に迎え、新しいアニメの可能性を模索しながら推進していく考えだ。

現在、アニメ制作の向上や発展を目的としてバーチャルカメラ技術「ジャンヌ・ダルク」を開発中で、バーチャル空間上で現実のようにカメラ撮影ができるだけでなく、バーチャル空間でしかできない撮影方法を研究・開発している。アニメ制作の現場に貢献できるツールを提供できるよう「ジャンヌ・ダルク」の開発に加え、新規ツールの開発も行っていく。

■事業部責任者 天野清之
株式会社カヤックアキバスタジオ 執行役員、株式会社カヤック プロデューサー/クリエイティブ・ディレクター。3DCGクリエイターとして映像制作の経験をした後、インタラクティブプログラマーとしてカヤックに入社。技術と表現を組み合わせたコンテンツ開発で様々な賞を受賞。「傷物語VR」や「ソードアート・オンライン Synthesis -The Period of Alicization Project-」の企画・制作を担当。「美少年探偵団」のエンディングの監督や「宝石の国」のオープニングの監督を担当。

■顧問 伊藤暢啓
元グラフィニカ代表取締役。2009年デジタルアニメスタジオのグラフィニカを創業。11年間代表を努め300人規模のスタジオに成長させる。2019年映画「HELLO WORLD」制作。退任後フリーランスプロデューサーとして活躍中。2021年7月高知県にスタジオエイトカラーズを創業し取締役に就任。

<企業概要>
【社名】株式会社カヤックアキバスタジオ
【所在地】東京都千代田区外神田3-1-16 ダイドーリミテッドビル603
【設立】2006年10月
【代表取締役】貝畑政徳
【URL】http://akiba.kayac.studio/home/
【事業内容】
家庭用向けゲームの企画開発/業務用ゲームの企画開発/ PC用ゲームの企画開発/ スマートフォンアプリの企画開発/ VRデバイス向けサービスの企画開発/ ゲーム関連グッズ、CD、書籍等の企画開発/ ロボット関連技術開発/AI関連技術開発/ オンラインゲーム、オンラインゲームサーバーの企画開発、および運営/ ゲームコンテンツの企画コンサルティング全般