ハイクオリティーなロボットアニメ風のテレビCMを7月に公開したことで、アメリカの大手ファーストフードチェーン「タコベル」が海外で話題となっている。
その中でも、CM内のイースターエッグ(隠し要素)として、ホロライブEnglish所属のGawr Gura(がうる・ぐら)さんがカメオ出演していることが発見され、さらに大きな話題を呼んでいた。その瞬間は上掲のCM動画の3秒頃(1分間CMでは29秒頃)から確認できる。
タコベルのCMとホロライブEnglishの関係は、当初シークレットとなっていたが、ぐらさんがCM公開後の29日に「#tacobellpartner」というハッシュタグ付きのTweetを投稿。公式なプロモーションの一環であることが示唆されていた。
そして、ぐらさんの29日以降のスケジュールで告知されていた「TACO BELL: THE STREAM」が、プロモーションとして米国東部夏時間の30日17時(日本時間の31日9時)にライブ配信された。「ナチョフライ」を実食しての食レポなど、ぐらさんらしい工夫を凝らしたコラボとなっていた。
ちなみに、タコベルではこの人気メニュー「ナチョフライ」を2018年に商品化して以来、壮大な映画予告風のCMを制作することが定番になっており、今回のアニメCMはその最新版だと言える。
メキシカン・ファストフードのブランド「タコベル」は、北米においてウェンディーズやバーガー・キングといったハンバーガー・チェーンと並ぶ規模があり、英語圏向けのVTuberとして最大級の知名度を有するぐらさんとのコラボは、海外のVTuberファンにとってインパクトも大きかったようだ。
(TEXT by 泉信行)
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