AIコミュニケーションロボットによる「新時代の産学連携プロジェクト」を名古屋国際工科専門職大学がスタート

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学校法人 日本教育財団

名古屋国際工科専門職大学は、ICT・デジタルコンテンツ分野の専門職大学として東海地域で初めて認可された新大学です。この度、NUWAロボティクスJAPAN株式会社、Edutex株式会社と相互に協力して、人工知能、ロボット、デジタルエンタテインメントその他の次世代デジタル技術(以下「次世代デジタル技術」)に関する包括的な連携協定を締結しました。

本協定により3者は、次世代デジタル技術と相性の良いAIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』を活用した新規事業開発やビジネスソリューションの提案、プロトタイプ制作などのDX推進に取り組みます。教育、ウェルネス、介護、小売、公共サービスなど、様々な分野での社会課題の解決や研究を通じ、技術開発の促進や、東海ひいては全国の地域社会への貢献を目指すプロジェクトです。

加えて、本プロジェクトの一連の過程は、「学び」の教材として人材育成にも活かされます。「Society5.0」に対応した最先端の大学教育を行う名古屋国際工科専門職大学には産業界等と連携した「臨地実務実習(長期の企業内実習)」「地域共創デザイン実習」などの特長的な学びがありますが、本プロジェクトがそれらの実習授業にも応用され、学生たちは実際のビジネスプロセスを経験して活きた次世代デジタル技術を学び、DX改革の旗手として活躍できる人材へと成長していきます。 

本協定は、これからの社会から求められる「新しい人材」の育成を促進する面での社会貢献の意義もあり、「新時代の産学連携プロジェクト」として進みます。

  • AIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』

NUWA Robotics Inc.(拠点:台湾台北)が開発・量産するコミュニケーションロボット。親しみのある外見と愛らしい表情、表現力をもつKebbi Airは、音声と複数のセンサーで自然なコミュニケーションを実現しています。台湾では既に12,000台、700校近くでの導入実績があり、国内でも愛知県下の小中学校でのプログラミング教育にも導入が始まり、まずはSTEM教育分野での普及が見込まれます。

NUWA Robotics Corp.の日本法人子会社で、日本市場でのKebbi Air他、NUWA Robotics Corp.の製品の日本での販売を統括、 Kebbi Airに関するSDK、コンテンツ開発ツールなどと共に、ビジネス用の管理システムをプラットフォームとして提供。

AIコミュニケーションロボット『Kebbi Air』と、開発ツールRMS(ロボットマネージメントシステム)をプラットフォーム化し、プログラミング教育や英語教育の分野でのICT教育サービスと企業連携にて社会に求められる実装サービス創出することを目的として2021年6月に設立。

東海初「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の 実践的な新大学「専門職大学」として、2021年4月に開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した教育で、グローバルに活躍できるイノベータを輩出します。


名古屋駅前の校舎には、AIやVR、モーションキャプチャーをはじめとした最先端のソフト・ハードを導入。国立大学法人名古屋工業大学 初代学長・松井学長が牽引する指導陣には、各専門分野で高い実績をあげる「研究者教員」に加え、トヨタ、デンソー、NTTなど名だたる企業出身の「実務家教員」がそろい、これからの産業界や社会のニーズに応える高度な実践力や応用力が身につきます。
◆「臨地実務実習」
「臨地実務実習」とは、専門職大学の特長の一つである600時間以上をかけて行われる企業内実習です。実践的な実習を重視したカリキュラムにより、高度な知識と技能を備えた職業人材の育成を実現します。
名古屋国際工科専門職大学では、2年次から4年次のカリキュラムとして設置する「臨地実務実習」を企業と大学との共創プロジェクトと位置付け、企業の課題(デジタル人材の育成やUX向上、既存のプロジェクト管理等に関する課題など)に対し、名古屋国際工科専門職大学の「AI、IoT、ロボット、ゲーム、CG」の5つの分野を活かし組み合わせたソリューションを提供します。
例えばDXの実務導入におけるプロトタイピングやCG動画技術による広報・送品説明方法のソリューション提案などです。この実習を通じ、東海地方での企業内DX改革の推進し、同時にデジタル技術を活用した問題解決ができる高度職業人材を育成します。

◆「地域共創デザイン実習」
「地域共創デザイン実習」とは名古屋国際工科専門職大学の特長的な学びの一つであるプロジェクトベースの実習授業です。2年次に1年間、プロジェクトマネジメントやプレゼンテーション、企画立案、要件定義等の手法について実践的に学修するもので、地域課題をテーマにその解決を図る一連のデザイン行為を通じてテクノロジー技術で新しい問題に対処していこうとする姿勢を身につけることを目的としています。
この実習の経験が、4年次まで続く企業内実習「臨地実務実習」に活かされることとなります。

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