8月11日、紡ネンは去年行っていたクラウドファンディングの成果として(関連記事)、神奈川県藤沢市にある水族館、新江ノ島水族館に企画展示されることを発表した。
紡ネンさんは、粘菌をモチーフにしたVTuber。SNSからユーザーの言葉を学習し、 リアルタイムに成長していくAIとして活動している。先日にはファンの声で人工音声の技術で機械学習させ、紡ネンの声を合成音声として作りあげるプロジェクトと通信・チャットアプリ、Discordでチャットの会話を学習し、稼働するBOTシステムを発表した。
今回の展示は、2020年11月から12月にかけて行っていたクラウドファンディング「粘菌とAIをテーマにしたVTuberを動物園に展示したい!」の目標金額200万円の達成によるもの。同プロジェクトでは最終的に276万5055円の支援を集めている。
この約半年ほどにわたってスタッフなどが粘菌を採取するために公園や山などの探索を行い、6月に採取に成功。採取と並行して制作してきた3Dモデルを今回新江ノ島水族館で9月4日に展示するに至った。
展示は「AIと粘菌をテーマにしたVTuber『紡ネン』を展示したい! in 新江ノ島水族館」と題し、水族館入口すぐの相模湾ゾーン 2F 岩礁水槽前に営業時間中(9時~17時、最終入場 16時)の間展示される模様だ。
(ツナ津)
●関連リンク
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・粘菌とAIをテーマにしたVTuberを動物園に展示したい!