テレビ朝日は、アート番組「アルスくんとテクネちゃん」をテーマにした展覧会「アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク」を本日10月20日よりオープンした。
「アルスくんとテクネちゃん」は、2020年10月〜2021年6月に放送していた番組で、「アート」と「テクノロジー」の掛け合せで生まれる魅惑的な現代アート作品を多数ご紹介してきた。今回、同番組のミュージアムが、バーチャル空間「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」(パラレルサイト)内に開設。
このバーチャル空間は、大日本印刷(DNP)と渋谷未来デザイン、渋谷区立宮下公園の指定管理者の宮下公園パートナーズの三者によって構築された、現実の宮下公園をバーチャル空間上に高精細に表現したもので、さまざまなイベントを実施して、公園の価値向上や新たなコミュニケーションの創出、渋谷の新しいカルチャーの発信などを推進している。
今回のバーチャル展覧会に参加するのは、藤倉麻子、横山奈美、吉野ももの3人のアーティスト。それぞれの個性あふれる作品をデジタル的な表現方法やギミックを取り入れた作品を展示している。
来場者は、バーチャル空間で自身の分身となるアバターとして、番組のナビゲーター「アルスくん」または「テクネちゃん」のいずれかを選んで、無料で自由に鑑賞できる。バーチャル空間では、ボイスチャットに参加できるほか、本展覧会限定デザインのスタンプで自身の感情を表現できるなど、友人と一緒に鑑賞しながらコミュニケーションを楽しむことも可能だ。また、期間中には「アルスくんとテクネちゃん」の番組オリジナルグッズも販売している。
アーティスト・藤倉麻子さんは、3DCGを使い、普段見えている風景の先を想像したビビッドな世界を宮下公園のバーチャル空間に出現させた。藤倉さんならではの感性で、空や建物を鮮やかな色彩に塗り替え、ピンクのつやめく岩が行き交う。
画家・横山奈美さんは、「LOVE」の文字が光るネオン管を描いたシリーズ作品を展示。リアルな展覧会会場ではめったに見ることができない絵画の裏側にも回り込める仕掛けを盛り込んでいる。
美術家・吉野ももさんは、視覚的な仕掛けを利用して、ホテル「sequence MIYASHITA PARK」の建物の壁面を丸ごと作品として展示するものや、合わせ鏡のように空間が続く作品、壁と一体になった遊び心あふれる作品を芝生広場で展開する。
そして、この展覧会の音声ガイドを務めるのは、バーチャルシンガーの花譜。エントランスや各展示エリアで、アーティストや作品への理解を深めるサポートをしてくれる。
<開催概要>
【企画名】アルスくんとテクネちゃん パラレル・アートパーク
【URL】https://shibuya-miyashitapark.parallel-city.jp/project/parallell-art-park/
【開催期間】2021年10月20日(水)~2022年3月31日(木)
【料金】無料 PC、スマートフォンでブラウザから参加いただけます
【主催】大日本印刷株式会社
【企画】テレビ朝日
【参加アーティスト】藤倉麻子・横山奈美・吉野もも(五十音順)
【音声ガイド】花譜
【アート監修】山峰潤也
【イラスト】佐々木充彦
【後援】一般社団法人渋谷未来デザイン、宮下公園パートナーズ、一般財団法人渋谷区観光協会、渋谷芸術祭実行委員会
【推奨動作環境】
■PC CPU:Core i7以上(Intel CPUの第7世代以降、またはそれと同等以上)、メモリー(RAM):8GB以上、推奨ブラウザー:Google Chrome
■スマートフォン
・iPhone iPhone X(iOS 14)以降、推奨ブラウザー:Safari
・Android Android 10以降、メモリー(RAM):4GB以上、推奨ブラウザ:Google Chrome