ベースステーション不要・3万円台フルトラ「Uni-motion」製品版が12/5 20時より予約販売開始

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ユニ・デバイセズは、同社の展開するVRヘッドセットとの組み合わせでフルボディトラッキングを実現する、慣性式モーションキャプチャシステム「Uni-motion」を本日12月5日20時より予約販売を開始すると発表した。価格は、税込3万9600円。予定注文数に達し次第、年内出荷分の販売は終了するとのこと。予約ページはこちらだ。

ベースステーションなどの外部センサーが不要で、トラッカーに内蔵された加速度・角加速度・地磁気を計測するセンサーを用いて安価かつ省スペースなフルボディトラッキングを可能にしている。同じく、慣性式のモーションキャプチャーシステムとして知られる「HaritoraX」との差異としては、完全ワイヤレスでバッテリー充電不要の乾電池式な点などが挙げられる。また、ENELOOP PROの利用で最大17時間以上の連続使用も可能とのこと。

今年の5月より、プレリリース版を販売しており、PANORAでも以前、連載「週刊VRChat」の中でフルボディトラッキングに着目する記事を掲載。その際に、VIVEトラッカー、HaritoraXとともにプレリリース版Uni-motionを取り上げ、実際の使用者とともにその比較などを行った(参考記事)。

商品パッケージには、胸1つ、腰1つ、両足各2つずつの計6個の「Uni-sensor」、PCに接続するモーションデータレシーバー「Uni-station」、USBMicorBケーブル、6個の固定ベルトと7個のホルダー、そして専用ケースを同梱する。そのほか、詳細は製品ページより確認してほしい。

●製品仕様(Uni-sensor部分)
・寸法:60mm×40mm×16mm
・動作電源:1.5V 単3乾電池(AA,LR06)
・動作時間:17時間以上​
・センサ:9dof IMU/AHRS (加速度・角加速度・地磁気)
・加速度計範囲:±16g
・ジャイロスコープ範囲:±2000dps
・磁力計範囲:±4900uT
・無線方式:2.4 GHz (IEEE 802.11,Wi-fi)
・フレームレート:60fps、70fps、144fps
・レイテンシ:~ 10ms (70Hz, 144Hz)~ 33ms (60Hz)

※訂正:当初、12月4日20時~を予定しておりましたが、販売サイト側のシステムの問題により「12月5日20時~」へ変更になりました。詳細は下記公式ツイートをご確認ください。(2021年12月4日20時37分)

(TEXT by アシュトン

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●関連リンク
Uni-motion公式サイト
Uni-motion公式Twitter
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