現実の肉体は一切不要。VRの世界を豊かにしていく、究極のヒューマンフリー採用「株式会社デジタルリージョン」

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バーチャルライフマガジン

年齢・性別・学歴聞かず、現実の肉体もいらない。
AIだって働ける、ジェンダーフリーを超える、究極の『ヒューマンフリー』採用。

2021年11月に立ち上がったメタバースネイティブ企業『株式会社デジタルリージョン』の会社説明会が12月13日にVRChat内で行われました。

CEOはVRChatプレイ歴2年、総プレイ時間3,000時間を超えるメタバースユーザー、せちろー(@sechiro_vrc)氏。
VRChatをディープにプレイしているユーザーなら顔なじみの方も多いかもしれません。

そんなせちろー氏が立ち上げた 『株式会社デジタルリージョン』 は、デジタルに足場を置きながら、リアルとデジタルそれぞれの強みを生かして様々な社会的課題を解消していく、メタバース原住民による会社なのだそうです。

リアルとデジタルを行き来し、それぞれの強みを生かす会社に

今年の11月にFacebookが社名をMETAに変更したことから、一気にメタバースという言葉が世間に広まりました。世界的企業のメタバース事業参入ともあって、投機家の間ではどの銘柄の株を買ったらいい?という話で盛り上がっています。

ですが古くから既にこのバーチャルの空間に生きている人にとっては『そんなことより今この空間で起こっていることについて手を差し伸べてくれよ!』と思っている人も多いはず。

株式会社デジタルリージョンはこうした“メタバース原住民”の声を聴き、私たちが生活していくための領域を立ち上げようという理念から誕生しました。

具体的な事業としてはリアルワールド(現実世界)の自治体、研究機関、医療機関などで、デジタル化が求められる領域のWEB開発を中心に行い、バーチャルの世界ではVRのワールド制作やメタバース住民がより快適にこの空間を過ごせるようなアプリの開発を行っていくそうです。

肉体の情報は一切関係なし!究極のヒューマンフリー採用

こちらの会社の大きな強みとしては『メタバース採用』を実施している事。

現実世界ではジェンダーフリー化が進んでいる一方で、まだまだ肉体の在り方に依存したビジネスが求められる傾向にあります。そのため才能のある人が十分に能力を発揮できないというケースも多々発生してしまいます。

ですがメタバース空間であれば現実の肉体の情報は一切関係ありません。
見た目や性別、年齢など、仕事に直接関係ない要素で不利益を被る事が無く、社員のスキルがそのまま発揮されるため、会社としてもより生産性の高いビジネスモデルを作ることができるそうです。

現在、株式会社デジタルリージョンでは正社員の募集とアルバイトの募集を行っています。
実際に1名採用が決まっている方がいるそうですが、採用の時も入社の時も、その方の本名や年齢、性別は一切聞いておらず、履歴書も貰っていないそうです。

AIも働ける

さらにこちらの会社では、求めるスキルを持ち、何らかの給料支払いが出来るのであればAIの採用も受け付けているのだそうです。

つまるところあなたが開発したアンドロイド、AIが会社で働くという事です。

AIが働くなんて『攻殻機動隊』『ちょびっツ』の世界みたいですが、現実世界ではペッパー君もいろいろな所で働いていますから、こういったこともこれからスタンダードになっていくかもしれません。

今後も株式会社デジタルソリュージョンではメタバース空間で定期的に活動報告配信を行っていく予定です。

会社のWEBサイトは現在準備中との事ですが、採用情報についてはYouTubeの配信にて詳細が語られています。また、株式会社デジタルリージョンはVR/AR/XR/の領域のプロジェクトを一緒に取り組んでいきたい企業の協業・業務提携も募集中です。

■株式会社デジタルリージョン公式Twitter https://twitter.com/digitalregion_v
・会社概要資料 https://www.slideshare.net/sechiro/ceo-3d
・CEOːせちろー氏 https://twitter.com/sechiro_vrc

元記事

<投稿者プロフィール>
みつあみ やぎこ
バーチャルライフマガジン編集長
やぎこだよっ!バーチャルの楽しいことたくさん発信していくよ!